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スノーブラザーズ

1990年の東亜プランのビデオゲーム From Wikipedia, the free encyclopedia

『スノーブラザーズ』(Snow Bros.、英語: Snow Bros. - Nick & Tom)は、東亜プランが開発し1990年4月より稼働したアーケード用固定画面アクションゲーム。

開発元 東亜プラン
発売元 日本 東亜プラン
アメリカ合衆国 Romstar
概要 ジャンル, 対応機種 ...
スノーブラザーズ
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 アーケード(AC)
ゲームボーイ(GB)
ファミリーコンピュータ(FC)
メガドライブ(MD)
開発元 東亜プラン
発売元 日本 東亜プラン
アメリカ合衆国 Romstar
音楽 太田理
シリーズ スノーブラザーズシリーズ
人数 1 - 2人(同時プレイ)
発売日 アーケード
1990年
GB
日本 199105241991年5月24日
アメリカ合衆国 1992011992年1月
ヨーロッパ 1992年
FC
日本 199112061991年12月6日
アメリカ合衆国 1991年
MD
日本 199305281993年5月28日
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後に家庭用ゲーム機などに移植されたほか(#移植版)、韓国で人気を博してリメイクされ(#リメイク版)、日本でも東亜プランの版権を継承する株式会社TATSUJINが、2023年9月に本作を3DでリメイクしたPlayStation 4、PlayStation 5、Nintendo Switch用の『スノーブラザーズ ワンダーランド』を発表され翌年11月28日に発売された。

続編としては1994年に『おてんきパラダイス(英語版)』(副題:スノーブラザーズ2)がリリースされ、2023年にはGRAVITYによってリメイク版の『スノーブラザーズ2 スペシャル』が発表された[1]。

ゲーム内容

雪だるまである主人公のニックおよびトムを操作し、攫われた女王を救出するために敵を雪玉にして倒していくという内容。横視点(サイドビュー)2Dタイプのグラフィックで描画されているが、基本的に通常プレイ中はスクロールせずに1画面内でゲームが展開する。シューティングゲームの老舗として広く知られた同社がそれまでに発売してきた作品とは明らかに一線を画する[2]。

システム

以下の3種類のアクションにより構成される。

  • レバー操作で自機を左右に移動、およびボタン1でジャンプ。
  • 敵キャラクターをショット(ボタン2)で雪玉に固め、それを蹴飛ばして倒す[2]。
  • もしくは、その雪玉を転がしている最中に、他の敵キャラクターを巻き込み、倒す。

巻き込まれて倒された敵キャラクターはアイテム・寿司のどちらかが出る(ネタによって得点が異なる)。

更に1個の雪玉で画面上の敵を一掃すると上から「ご祝儀袋」として1万点のアイテムが降ってくる(連鎖的に他の雪玉を巻き込んでも良い。また、祝儀袋の個数はステージにより異なる)。

また、敵を閉じ込めた雪玉は押して移動させることができるほか、雪玉に乗ってジャンプすることができる。これを利用して普通のジャンプでは届かないところに移動できる。さらに、雪玉に巻き込まれた直後は、一定時間無敵。

それぞれのステージ最終面にはボスキャラが登場し、雪玉を規定回数当てると面クリア。1ステージは10面、全5ステージで全50面[2]。

アイテム

  • 赤:自機のスピードアップ
  • 黄:ショットの射程が長くなる
  • 青:ショットのパワーアップ
  • 緑:一定時間巨大になり、無敵
  • プレイヤーの顔マーク:一時的に敵の動きが止まった後に、別の4匹の丸形モンスターが現れる。雪玉にすると文字が浮かび上がり、蹴り飛ばすとその文字が手に入る(モンスターを雪玉でひき殺した場合は無効)。「S」「N」「O」「W」と集めると1UP。

移植版

さらに見る No., タイトル ...
No.タイトル発売日対応機種開発元発売元メディア型式備考出典
1スノーブラザーズJr.日本 199105241991年5月24日
アメリカ合衆国 1992011992年1月
ヨーロッパ 1992年
ゲームボーイ東亜プラン日本 ナグザット
アメリカ合衆国 カプコンUSA
ヨーロッパ カプコン
ロムカセット日本 DMG-SJJ
アメリカ合衆国 DMG-SJ-USA
ヨーロッパ DMG-SJ-UKV
全体の面数が全60面に変更されている[2]。
2スノーブラザース日本 199112061991年12月6日
アメリカ合衆国 1991年
ファミリーコンピュータ日本 東亜プラン
アメリカ合衆国 カプコンUSA
2メガビットロムカセット日本 TOA-7L
東亜プランが発売した唯一のファミコンソフト。
3スノーブラザーズ日本 199305281993年5月28日
メガドライブテンゲン8メガビットロムカセット[3]T-48083全7ステージ・全70面に変更されている。
ステージ5クリア時にプリプリ姫とプチプチ姫を救出するかわりに
主人公のニックとトムが敵に捕まり、以後は姫が操作キャラクターになる。
4日本 201909192019年9月19日

※ 東アジア圏でも同日現地バージョンが発売
メガドライブ ミニエムツー
※ 移植担当
セガゲームス
※ 本体自体の発売会社
プリインストール-メガドライブ版の移植。
本体にあらかじめインストールされた42作品の1つとして収録。
[4][5][6][7][8]
5スノーブラザース日本 202010162020年10月16日
PicoPico(iOS専用アプリ)TATSUJIND4エンタープライズダウンロード-ファミリーコンピュータ版の移植[9]
6Amusement Arcade TOAPLANINT 202411162024年11月16日
iOS
Android
TATSUJINTATSUJINダウンロード
(App Store、Google Play)
-アーケード版の移植
東亜プラン制作のゲーム25本をカップリング。
7Snow Bros CollectionINT 202602062026年2月6日
PlayStation 5
Nintendo Switch
Steam
Headless Chicken GamesLimited Run Gamesダウンロード-FC、GBとMD版の移植[10][11]
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「メガドライブ ミニ」版に関してはオリジナルメーカーが「テンゲン」と紹介されているが、東亜プランの知的財産権(IP)は現在「株式会社TATSUJIN」が運用しており、この会社からのライセンスを得て収録されている(詳細については「東亜プラン」の項を参照)。

なお、日本国内ファミコン版(の移植も含め)タイトルは「スノーブラザース(ズではない)」(アルファベットでの綴りは他機種と同じ)となっている。

リメイク版

韓国では本作がゲーセンどころかファミレスにも置かれるほど人気を博した[1]ことから、2017年には韓国のモバイルアプリ企業のMobirixによってスマートフォン用ゲームアプリ『スノーブラザーズCLASSIC』がリリース、2022年5月19日には韓国の大手メディア企業のテウォンメディアによって本作のリメイクとなる『スノーブラザーズ スペシャル』がNintendo Switch向けに発売された。

スタッフ

ファミリーコンピュータ版

  • 企画:古川裕章
  • キャラクター・デザイン:清水由美子、ないとうさなえ、たかだゆうこ
  • 音楽:太田理、上村建也、すずきみきこ
  • チーフ・プログラマー:曽木洋一
  • プログラマー:さいとうけいいち、はまだのりひと、かわむらみさこ
  • スペシャル・サンクス:マイム・モンタナ、NANNINI MASAKO
  • ディレクター:高野健一

反響

プレイヤーの評価は概して悪くなかったが、当時はあまり話題にならなかった。しかしメーカーが倒産してからは隠れた秀作と一部で見なされていたこともあって、ファミコン版やメガドライブ版、ゲームボーイ版などのソフトにプレミア価格が付き、特にゲームボーイ版は箱付き良品が15000円で販売されていることが2017年の報告で明らかになった[2]。

評価

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評価
レビュー結果
媒体結果
オールゲーム4/5stars(FC)[12]
Computer and Video Games90%(GB)[13]
エレクトロニック・ゲーミング・マンスリー26/10点(FC)[12]
ファミ通23/40点(GB)[14]
24/40点(FC)[15]
23/40点(MD)[16]
GamePro4/5点(FC)[12]
Nintendo Power3.1/5点(FC)[12]
ファミリーコンピュータMagazine19.7/30点(GB)[17]
19.7/30点(FC)[18]
メガドライブFAN20.0/30点(MD)[19]
Mean Machines79%(GB)[13]
83%(MD)[20]
Aktueller Software Markt8/12点(GB)[13]
Power Unlimited7.2/10点(FC)[12]
メガドライブ大全肯定的(MD)[21]
受賞
媒体受賞
第4回ゲーメスト大賞年間ヒットゲーム 48位[22]
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アーケード版
ゲーム誌『ゲーメスト』(新声社)誌上で行われていた「第4回ゲーメスト大賞」(1990年度)において年間ヒットゲーム48位を獲得した[22]。
ゲームボーイ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[14]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.7点(満30点)となっている[17]。
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項目 キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ 総合
得点 3.63.13.33.23.33.3 19.7
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ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計24点(満40点)[15]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り19.7点(満30点)となっている[18]。
さらに見る 項目, 総合 ...
項目 キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ 総合
得点 3.53.23.13.43.33.2 19.7
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メガドライブ版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では7・5・6・5の合計23点(満40点)となっている[16]。
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通り20.0点(満30点)となっている[19]。
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項目 キャラクタ音楽お買得度操作性熱中度オリジナリティ 総合
得点 3.93.33.23.43.23.0 20.0
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  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年、太田出版)では、メルヘンチックな絵本を思わせるデモ画面にハードロックのようなBGMが使用されている事に関して「へんてこな取り合わせが東亜プランらしい」と指摘、さらに主人公がいかり肩である事やアイテムに寿司がある事、スピードアップアイテムの取得により主人公たちが手足を忙しなく動かす様に関しては「奇妙な味わいを覚えると病みつきに」と肯定的に評価した他、さらわれたお姫様が戦うステージが追加されている点や、パスワードコンティニュー制になっている事に関しても肯定的に評価した[21]。

脚注

外部リンク

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