おやすみ、ロジャー
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『おやすみ、ロジャー』(原題: Kaninen som så gärna ville somna: en annorlunda godnattsaga、英題: The Rabbit Who Wants to Fall Asleep: A New Way Of Getting Children To Sleep)は、カール=ヨハン・エリーンによる絵本である。邦訳版は飛鳥新社にて出版されており、100万部の大ベストセラーとなっている。
ストーリー
眠りたくても眠れないうさぎのロジャーが、だれでも眠らせてくれる「あくびおじさん」のもとを訪ねる。その道中に「おねむのカタツムリ」や「ウトウトフクロウ」などの動物が登場し、ロジャーに楽に眠ることのできるヒントを与えてくれる。
登場人物
ロジャー
ねむりたくも今すぐには眠れない小さなうさぎ。年齢はちょうどきみと同い年。好きなことはきみとそっくり一緒で、楽しいことをして遊ぶこと。そのため、早くに眠ることより、遅くまで起きて遊ぶほうが好き。
ロジャーのきょうだいは全員、毎晩、おかあさんうさぎがベッドに連れて行くとすぐに眠ってしまうが、ロジャーだけはすぐに眠れない。
おかあさんうさぎ
ロジャーの母親。
眠れないロジャーときみをあくびおじさんの元に連れて行ってくれる。
おねむのカタツムリ
背中に自分の家を背負った親切なカタツムリ。
ロジャーときみがあくびおじさんの元へ行く最中に会う。ロジャーときみに眠るヒントを教えてくれる。
ウトウトフクロウ
美しくて賢いフクロウ。いつも眠たそうな目をしている。
ロジャーときみがあくびおじさんの元へ行く最中の小道で会う。ロジャーときみに眠るヒントを教えてくれる。
ウトウトフクロウが教えるメソッドは、自律訓練法がベースになっており、医療現場でも使われている効果的な方法である。
あくびおじさん
はらっぱの向こう側に住む老人。
家の外には「わしはだれでもねむらせる」という看板が立っており、玄関には「眠る準備ができたら、ドアをノックすること、いますぐ」と小さな看板を立てている。
分厚い本と目には見えない魔法の薬でロジャーときみを眠らせてくれる。
きみ
読み聞かせ対象の人物。
年齢がロジャーと同い年であり、好きなこともロジャーと一緒。
眠れなくて困っている。
読み方の手引き
『おやすみ、ロジャー』は、子どもたちの寝つきをよくするために書かれた本。そのためゆっくりと、できるだけおとぎ話にふさわしい声で、邪魔をされない環境で読み聞かせるように心がける。そして、子どもが途中で眠ってしまっても起こさず、最後まで必ず読み上げること。
絵を見せながらという従来の読み聞かせとは異なり、子どもが横になって話を聞かせるとリラックスできるので、それを推進する。
この本には特別に組み立てられた文や厳選された言葉が含まれているが、心理学上の意図があるため、言葉を変えずに読むこと。