こも巻き

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アカマツの幹に巻かれたこも巻き
マツカレハの天敵となるヤニサシガメ幼虫

こも巻き(こもまき、菰巻き)とは、江戸時代から大名庭園で行われてきた害虫駆除方法で、マツカレハの幼虫(マツケムシ)を除去する方法のひとつ。

マツカレハはアカマツクロマツチョウセンマツカラマツなどを食害する昆虫で、その幼虫は10月下旬頃になると樹幹から根際などの狭い場所に潜伏して越冬する習性をもつ[1]。この越冬のために移動する習性を利用し、藁でできた菰(こも)をマツの幹に巻き付て呼び寄せ、春に藁ごと焼却処分する防除法である[1]

虫が入りやすいよう上部は緩く、下部はきつく結束するが、こもの設置には利休結びなど独特の結束技術が用いられる[2]

伝統的には二十四節気霜降の頃に設置し、啓蟄の頃に取り外される[3]

効果の検証

脚注

関連項目

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