Wikiwand AI

ご当地キャラクター

From Wikipedia, the free encyclopedia

ご当地キャラクター(ごとうちキャラクター)とは、地域の魅力を発信するためのマスコットキャラクターのこと。ゆるキャラ萌えキャラなどが採用されている[1]

ご当地キャラクターの種類

ゆるキャラ

定義
ゆるいマスコットキャラクターの略。地域全般の情報PRや、企業・団体のコーポレートアイデンティティなどに使用するマスコットキャラクター[2]
起源
1980年代のバブル経済を受けた地方博覧会ブームのさなか制作されたマスコットの中に、後年ゆるキャラに分類されるゆるいデザインのキャラクターが存在していた[3]。この「ゆるキャラ」という名称は、漫画家みうらじゅんが初めて使ったものである[4][5][6][7][8][9][10]
費用
後述の萌えキャラクターと比較して、費用がかさむ[11]
利点
萌えキャラクターと比較して、分かりやすく親しみやすいので、子どもからお年寄りまで受け入れられやすい[12]
欠点
着ぐるみによる表現がメインになるため物理的に行動範囲が限られ、結果として地域密着になりがちである[11]。キャラクターは直接声が出せないため、意思を仕草で伝えるが(その行為がかわいいとの評価はある)、それだけでは不十分なシーンが想定される場合には、同伴者が必要になる[13]

萌えキャラ

ご当地萌えキャラクター、原付萌奈美と姉妹キャラクターの等身大パネル
定義
萌えキャラクターの略。「萌え」をキーワードに美少女キャラクターなどが用いられる[14]
起源
1997年、佐賀県佐賀郡大和町(現・佐賀市)の職員が考案した「まほろちゃん」が起源だとされている[15]
費用
ゆるキャラにくらべて維持費がかかりにくい利点がある[11]
利点
イラストによる表現であるために、インターネット電子掲示板SNS)を通じて広がる特性がある。地域よりも地域外が盛り上がり、地域への効果が波及する[11]
欠点
「萌え」という言葉を使う人の多くが男性であるがために、二次元(イラストベース)の表現が性的なものだという偏見がある[12](詳しくは後述)。

ローカルヒーロー

定義
地域キャラクターコンテンツの一つとされている[16]、地域振興を目的、キャラクターショーを中心に活動するケースが多い[17]

ご当地VTuber

定義
ご当地バーチャルYouTuberの略。地域振興系バーチャルYouTuberとも。「ゆるキャラ」や「萌えキャラ」等の流れを汲みながら、バーチャルYouTuberアバター)として活動するもの[18]
歴史
2019年(令和元年)から「ご当地応援萌えキャラグランプリ」への参加が可能になり[19][20]、2025年(令和7年)には初のリアルイベント「ご当地VTuberサミット」が静岡県静岡市で開催された[21]。同年「第1回世界ご当地VTuberグランプリ」も開催され、静岡県沼津市公認の西浦めめが、3部門(総合、ご当地VTuber選出部門、ネット選出部門)トップの『3冠』を果たした[22]

種類別比率

2015年(平成27年)の公益財団法人東京市町村自治調査会の調査報告書によると、

  • 公営 ゆるキャラ:85.5% 萌えキャラ:0.7% ローカルヒーロー:0.9% その他:11.2%
  • 民営 ゆるキャラ:77.2% 萌えキャラ:3.0% ローカルヒーロー:11.4% その他:5.4%

となっている。公営、民営ともゆるキャラの比率が高いが、後者はその他の比率も高い。「その他」に含まれるのは、着ぐるみのないキャラクターやシンボルマークなどが含まれる[23]

主な活動

ウェブサイトや広報誌、グッズの販売、各地で行われる催しへの参加等、ご当地キャラクターの活動は多岐に渡るが、芸能人著名人コラボレーションすることは少ない。他にソーシャルメディアによるコミュニケーションマスメディアへの出演などがある[24]

なお2014年(平成26年)には、5月11日が「ご当地キャラの日」(「ご(5)・当(10)・地(1)の語呂合わせ)として制定された。一般社団法人日本ご当地キャラクター協会が主導し、日本記念日協会の認定登録を受けている[要出典]

キャラクターの取り扱い

行政や地方自治体が管理していたり、知多みるくに代表される、一企業が、営利を目的として公開しているキャラクターである場合、その大部分は二次創作にも厳しいガイドラインを設けており、ファンであれ自由なイラスト等は公開できない。しかしながら、東北ずん子のように、一定の条件に従えば使用に大きな制限を設けないキャラクターも存在する。取り扱いについて自由度の高いキャラクターは、行政や地方自治体より公認を受けていない大部分の萌えキャラに多い。このような背景から、ひこにゃんくまモン等、メディアに大きく取り上げられた極僅かなキャラクターを除き、非公認キャラクターの方がファンが付きやすく、人気を得やすい傾向にある[要出典]

課題

ゆるキャラ

キャラクターが濫造された結果、逆にインパクトが弱くなっているという批判が起きた[25]。ゆるキャラグランプリで上位に食い込もうと多額の税金投入を行い、「税金の無駄遣い」「本来の理念に反する」と住民からの批判がある自治体も少なくない[26]新型コロナ感染拡大に伴う国の地方交付税交付金(新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金)は原則として使途制限がなく、柔軟な活用が可能であったが、ゆるキャラ着ぐるみ代の支出はコロナとの関連がないなどといった批判もある[27]

萌えキャラ

世間一般の美少女、美男子(美少年)コンテンツに対する偏見は根強く、クリエイター側も広く公開される意識が薄い。両者の認識のズレが反発を招き失敗につながるケースがある。批判の大半は「性表現の問題」だとしている[28]。中村泰之は、興味がない人に対して誤解を招かないようなキャラクターデザインが求められるが、2019年現在、一般に公開しても問題が起きにくいキャラクターデザイン手法の研究は少ないとする[28]

ローカルヒーロー

ご当地VTuber

主なイベント

ゆるキャラ

萌えキャラ

ローカルヒーロー

ご当地VTuber

主なメディア出演

ゆるキャラ

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles