だれのものでもないチェレ
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| だれのものでもないチェレ | |
|---|---|
| Árvácska | |
| 監督 | ラースロー・ラノーディ |
| 脚本 |
ユディット・エレク ラースロー・ラノーディ 原作 ジグモンド・モーリツ |
| 出演者 |
ジュジャ・ツィンコーツィ ヨージェフ・ビハリ アンナ・ナジ マリアン・モール |
| 音楽 | ルドルフ・マロシュ |
| 撮影 | シャーンドル・シャーラ |
| 配給 |
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| 公開 |
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| 上映時間 | 89分 |
| 製作国 |
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| 言語 | ハンガリー語 |

『だれのものでもないチェレ』(ハンガリー語: Árvácska[1], 「みなし児」の意[2])は、1976年(昭和51年)製作・公開のハンガリー映画である。
製作過程
ハンガリーの作家ジグモンド・モーリツ(英語版)[3]による1940年発表の中篇小説『Árvácska』を、同国の映画監督ラースロー・ラノーディ(英語版)が映画化した作品。1930年代初めのミクロシュ・ホルティ政権下において一人の孤児の少女チェレがどう生き、どうなったかを描いている。なお、チェレという名前は少女の本名では無い[4]。
チェレ役の少女は監督が自ら一年かけて七千人の少女と面接して探し出している。当初はチェレと同じ孤児から選ぶ事を考え、二千人の孤児と面接を行ったが、孤児院の規則により孤児たちがマッチの扱い方を知らないためラストシーンが撮影出来ないといった問題もあって上手くいかず、その後舞台と同じ農園在住の児童五千人と面接して四十七人を候補に絞り、セリフのテストでさらに六人に絞り込み、最後のカメラテストでツィンコーツィを選んでいる[2]。
原作は、1936年の夏に投身自殺をしようとした19歳の少女からモーリツが話を聞き、その少女が語った事実に沿って小説化したものであり、映画もその原作小説をほぼ忠実に踏襲している[2][5]。
公開
1976年に製作国であるハンガリーで劇場公開され、入場者数が100万人に到達。さらにその後テレビ放映され、400万人が視聴した[6]。同年、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭監督賞、ハンガリー映画批評家賞を受賞している。日本ではエキプ・ド・シネマ5周年記念作品第26回ロードショーとして1979年[7]に岩波ホールで上映された。日本映画ペンクラブ及び厚生省(現在の厚生労働省)中央児童福祉審議会の推薦を得ている[2]。
2010年1月現在、製作国であるハンガリーではビデオテープ及びDVD等によるパッケージソフトの販売が行われている[8]。日本では、2010年1月30日からニュープリントによるリバイバル公開が行われ[9]、2015年10月に幻の映画復刻レーベルDIG[10]より日本国内でのDVDリリースが決まった。
キャスト

- ジュジャ・ツィンコーツィ(英語版) - チェレ
- ヨージェフ・ビハリ - 老人ヴェン・イシュテン
- アンナ・ナジ - 最初の養母
- マリアン・モール - 二番目の養母ジャバマリ
- カーダール・フローラ — 妻
