てんやわんや
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ストーリー
主人公犬丸順吉は、戦犯の容疑を恐れ、師事していた代議士鬼塚の郷里「相生町」(津島町がモデル)に疎開する。彼は鬼塚の紹介で「相生長者」の家に食客として住み着き、彼や彼の知人から厚遇される。饅頭食いの越智善助、うなぎ取りの名人田鍋拙雲、謄写版恋文三割歩留り多賀谷青年など、ユニークな人物が多く登場することで、戦後の荒廃した東京と、のんびりとした「相生町」の好対照が見事に描かれている、その一方で善助、拙雲らは「四国独立運動」を提唱しようとしており、あわただしい世相を表す一面もある、獅子文六の代表作のひとつである。
映画版
その他
- 小説にちなんだ菓子として、「大野文六堂」の「文六餅」、「浜田三島堂」の「善助餅」がある[2]。
- 地元の大畑旅館には、獅子文六が執筆していた部屋が保存されている。
- 漫才コンビの獅子てんや・瀬戸わんやは本作から名前を取ったものである。
- 越智善助の食べた饅頭の数は原作では31個だが映画では51個になっている。因みに浜田三島堂の「善助餅」のコマーシャルも51個である。