向日葵(14歳)は、野球を愛してやまない中学生の女の子。
周囲に無理と言われようとプロ野球選手を目指す。
そんな向日葵を、母・房江は暖かく見守っている。
房江は現在一人で切り盛りする美容院をたたむか迷っていた。
カメラマンとして単身東京にいる、向日葵の父・政宗と一緒に暮らす為だ。
家族がバラバラに暮らして数年。年頃になった向日葵は、房江と政宗の関係に、家族の形に疑問を持つ。
房江が病気を患った時、カメラの仕事を優先させた政宗のことを
許せない、そんなわだかまりもあったからだ。
それでも、房江は再び家族三人で暮らすことを夢見て
動き出す。
そこへ、巨大地震が家族を飲み込んで――。