ぼくが消えないうちに

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ぼくが消えないうちに
著者A・F・ハロルド
原題The Imaginary
翻訳者こだまともこ
エミリー・グラヴェット英語版
イギリス/日本
言語英語(原書)/日本語(訳)
シリーズポプラせかいの文学(日本語版)
ジャンル児童文学・ファンタジー
出版社ポプラ社(日本語版)
出版日2016年10月5日(日本語版)
出版形式単行本
ページ数327ページ(日本語版)
ISBN978-4-591-15028-3

ぼくが消えないうちに』(ぼくがきえないうちに、英語: The Imaginary)は、イギリスの作家A・F・ハロルドによる児童文学作品で、絵はエミリー・グラヴェット英語版が担当し、日本語版訳はこだまともこが手がけている[1]

物語は、少女アマンダが想像して生み出した「見えない親友(イマジナリー・フレンド)」ラジャーが、アマンダに忘れられてしまうと消えてしまうという運命に直面し、彼女を取り戻すために旅に出るという、友情・喪失・想像力をテーマにしたファンタジーである[2]。 日本語版は「ポプラせかいの文学」シリーズの第4巻として刊行された[3]

あらすじ

ラジャーは、少女アマンダが想像して創りだした“見えない親友”。いつも一緒に遊び、世界を鮮やかに彩っていた。しかしある日、アマンダが姿を消してしまい、ラジャーは孤独と失われる恐怖にさいなまれる。アマンダに忘れられてしまったら、自分もこの世から消えてしまうという危機を抱えながら、ラジャーは想像の世界をめぐる冒険へと旅立つ。途中、子どもたちの想像力を奪おうとする不気味な存在と対峙しながら、友情と記憶の意味を問い直していく[4]

登場人物

  • ラジャー - 主人公。アマンダの想像によって生まれたイマジナリー・フレンド。
  • アマンダ - ラジャーを創り出した少女。想像力豊かで、ラジャーと深い絆を持つ。
  • その他の想像の存在たち - 図書館に集う「見えない友だち」たち[5]

評価と受賞

原書刊行後、イギリス国内および海外で高い評価を受けた。日本語版紹介によれば、イギリス文学協会賞(UKLA Book Award)を受賞している[6]。 また翻訳家・金原瑞人は、「子どものときのことなんて、みんな忘れていく。でも、子どもに忘れられていく友だちを書いたこの本を、きみはきっと忘れない」と評している[7]

出版情報

  • A.F.ハロルド(作)/エミリー・グラヴェット(絵)/こだま ともこ(訳)『ぼくが消えないうちに』ポプラ社、2016年10月5日、ISBN 978-4-591-15028-3[8]

主題と特色

本作では「想像力」「記憶」「忘却」「友情」などが重層的に描かれる。 作者は「空想の友だち」が消えてしまうという設定を通して、子ども時代の喪失や成長を象徴的に描いており、挿絵もモノクロと部分カラーを組み合わせた独特の表現で読者に印象を与える[9]

日本語版の特徴

訳者はこだま ともこ。装丁・挿絵は原版の雰囲気を生かしつつ、日本の児童文学層にも手に取りやすいデザインとなっている。刊行時には特設サイトや書店フェアが展開された[10]

メディア展開

脚注

外部リンク

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