もとやま礼子
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島根県生まれで、神戸で育つ。桑田次郎の『まぼろし探偵』や水野英子の『星のたてごと』が好きで、小学校5年の頃から漫画を自分でも描き始める。その後、就職するが、過去の原稿を見返して、再度挑戦することを決意し、当時大阪在住であった矢代まさこのアシスタントをしながら、懸賞に応募する。さらにその後、矢代まさこの引っ越しの手伝いに来た山上たつひこと出会い[3]、そのことがきっかけで、
1968年、光伸書房より一般向け漫画誌として創刊された『ごん』8月号に『少年たちに栄光あれ』が掲載されデビューする[1][4]。
同年、『COM』9月号に『白い影』を発表。全篇吹き出しなしの作品で、封建時代に引き離された二人の男女の悲劇を描く。この作品で「第12回青春・実験まんがコース・月例新人入選作」を受賞。作者の意図としては、大人になった女性が、今でも少女だった自分に出会うことがある、ということを心理的に描いたものだという[5]。
1970年、『ファニー』1号から17号にかけて『風光る朝』(原作:神保史郎)を連載。同年上京し、つのだじろうプロダクションに7ヶ月間所属する。さらに『女学生の友』・『少女コミック増刊フラワー』を経て、1974年から『別冊少女コミック』に『墓場グループ』シリーズ・『巴御前』シリーズ・『くりくり先生』シリーズなどを発表。1976年『週刊少女コミック』に『先生にしつもーん』を連載する[1]。
漫画を通じて「いろいろな人の生きているありさま」を描くことが目標だと述べている[3]シリーズものは例外として、同じ人間は一人も描いていないという[5]。少女漫画としてはやや劇画調の絵であり、コミカルな作品が多い。