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モモンガ

齧歯目リス科の動物 From Wikipedia, the free encyclopedia

モモンガは、齧歯目リス科リス亜科モモンガ族(モモンガぞく、Pteromyini)に属する小型哺乳類の総称。滑空によって飛翔する性質を持つリスの仲間。また、狭義にはモモンガ属の構成種の総称とされ、日本ではその一種ニホンモモンガ (Pteromys momonga) を指す。

概要 モモンガ, 分類 ...
モモンガ
ニホンモモンガ
ニホンモモンガ Pteromys momonga
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 哺乳綱 Mammalia
目 : 齧歯目 Rodentia
科 : リス科 Sciuridae
亜科 : リス亜科 Sciurinae
族 : モモンガ族 Pteromyini
学名
Pteromyini Brandt, 1855[1]
和名
モモンガ族[2]
英名
Flying squirrels[1]
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木に登るアメリカモモンガ
滑空するオオアメリカモモンガ
木に登るオオアメリカモモンガ(Glaucomys sabrinus)

前脚から後脚にかけて張られた飛膜を広げて滑空する。ニホンモモンガは、体長14-20cm、尾長10-14cm、体重150-220gで、体重1500gまでに大きくなるムササビよりはるかに小さい。

樹上性のリスや、より大型のムササビ類とともにリス亜科を構成する。なお、フクロモモンガやウロコオリスは名前や形態が似ているが、リス科ではない。

夜行性で日中は樹洞等に潜む。

分類

リス亜科 (Sciurinae) モモンガ族 (Pteromyini) に分類される[3][4]。モモンガ族は、Thorington (2002)、霍野 (2007) などにより、しばしば別の亜科(モモンガ亜科)とみなされてきた[5][6]が、Steppan (2006) によると、リス亜科の1族とされている[7][8] 。

名称

モモンガ(ニホンモモンガ)は、平安時代にはムササビ(ホオジロムササビ)と区別されておらず、「モミ」または「ムササビ」と呼ばれていた(『和名類聚抄』巻十八)。[独自研究?]

漢字表記については、辞書に「鼯鼠」を掲げる例がある。[9][10]

本州では妖怪扱いされていた時代もあり、子供を脅かすときや、誰かの悪口を言ったりするときに、「ももんがあ」ということがある。[11]

北海道のアイヌ民族に伝わる子守唄が鳴き声に似ていることから、エゾモモンガはアイヌの人々からアッカムイ(子守する神)やイフンケカムイ(子守唄の神)として知られていたという[12]。

類似の動物

古来日本ではモモンガ、ムササビの類は齧歯目リス科の動物として知られた。ニホンモモンガとムササビとの相違点については「ムササビ#モモンガとの相違点」を参照。

タイリクモモンガ、アメリカモモンガなどがペットとして日本でも愛玩されていたが、近年タイリクモモンガは飼育禁止、アメリカモモンガは輸入規制対象となり、一般から縁遠くなったと言える。

一方、これまた日本でペットとして愛玩されているフクロモモンガは有袋類であり、メスは腹部に育児嚢を持つ。このことがフクロモモンガと言われる所以である。フクロモモンガについては、収斂進化を参考にすると理解が深まる。

人獣共通感染症

2005年4月に輸入アメリカモモンガ由来の感染により、静岡市内の動物取り扱い業者の従業員2名がレプトスピラ症を発病した。輸入した108頭は、炭酸ガスで安楽殺後、焼却された[13]。患者は高熱と血尿の症状があり多臓器不全の症状を発症していた[14]。

脚注

関連項目

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