よされ節
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「よされ」の意味
「よされ」の意味、語源は諸説ある。
- 世去れ
- 貧困や凶作の世は去れ、という意味。実際に漢字で「世去れ節」と書かれることもあり、この説がもっとも有力とされる。
- 「よしなさい」の意味
- 余去れ
- 「余(私)は去る、後はよろしく」または、宴会に一部の人が残り、他の余った人たちは去れという意味。
- 寄され
- 人が集まるように促す掛け声。
- 夜さり(「夜になるころ」または単に「夜」の意味)
- 一説に、西日本のはやり歌で「夜さり」だったのが、東北地方に伝わった後「世去れ」の意味が込められたとも。また、「よされ」は「夜に近づく」という意味の古語「夜さる(よさる)」の命令形とも。
かつて東北地方では凶作のため口減らしが行われたため、「人が世を去れ」や口減らしで「余った人は去れ」という意味だとする説も。また、三味線の音や泣くようす、雪が降るさまなどの、擬声語・擬態語として位置づけられることもあり、厳しい寒さが「世から去れ」と言っているように形容されているともいわれる。
また、上記にあげた意味のうち複数を同時に表しているとする説もあり、飢饉などで苦しい時は「世去れ」、平時には「仕事はよして宴を楽しもう」という意味が込められているという見方もある。