テヘラン南郊の貧しい世帯が暮らす地区で、13歳の双子の姉妹が実の父親により2歳のころから11年間、自宅に監禁され、外出を許されていないため、近隣住民が行政当局の介入を請願したという実際に発生した事件を、一部実際に騒動の模様を撮影したドキュメンタリー、残りを当事者自身に演じてもらうことにより騒動を再構成している[3][4]。マアスーメとザハラーの双子の姉妹、その父親は事件の当事者自身である[1]。
住民たちの通報により姉妹はいったん家から出されるが、また家に戻ってしまう[1][3]。ソーシャルワーカーが訪ねていき、姉妹を路地に出して遊んでくるように言い、父親と母親に事情を聴く[1][3]。父親は無職で母親は盲目である[1]。父親は盲目の妻に代わって家事をするため忙しく、買い出しのための外出時には安全のため鍵をかけなければと言う[4]。母親は姉妹を邪視から守るために、父親は娘たちを「保護」するために家の入口と玄関に鍵をかけて、外から侵入されないように、また内から出られないようにしていると弁解する[3]。姉妹は路地や通りで、遊びや買い物など新しい世界を体験する[1][3]。