アイルランド統治法 (1920年)
From Wikipedia, the free encyclopedia
アイルランド統治法(アイルランドとうちほう、英: Government of Ireland Act 1920)は、1920年にグレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会において成立した、アイルランド自治を規定する法律。
詳細

ロイド・ジョージ内閣により制定された法案では、アイルランドを北アイルランドと南アイルランドの2つに分割し、それぞれの自治権を認めるというものだった。国防、外交、国際貿易、通貨などについては例外とした。
北アイルランドはアントリム県、アーマー県、ダウン県、ファーマナ県、ロンドンデリー県、ティロン県およびベルファスト、ロンドンデリーで構成された。アルスター9県のうち6県で構成される北アイルランドは、ユニオニストが多数を占めることのできる最大範囲と考えられていた。ただしファーマナおよびティロンについてはカトリック教徒が優勢を占めていた。
両アイルランドは上下両院により構成される議会を有し、1名の総督 (Lord Lieutenant of Ireland) が国王を代表し、アイルランド評議会 (Council of Ireland) が両地域にまたがる問題を対処することになった。両アイルランド共にイギリス議会下院への参政権が認められた。南北アイルランド議会下院の選挙は1921年5月に行われた。