アケビ属

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普通は落葉性の蔓性木本[1]。葉は掌状複葉で、小葉は3-5枚で草質、柄がある。花序はごく短く詰まった枝の葉、あるいは鱗片の腋から出て、総状を成して垂れ下がる。雌雄同株で花は単性、一つの花序では先端側に小さい雄花が、基部側に大きい雌花がつく。どちらの花でも3枚の花弁があるように見えるがこれは萼であり、花弁はない。雄花には6本の雄蘂があり、それらはバラバラになって生じる。雌花では3-9の雌蘂があり、それぞれ円柱形で先端に粘つきを持つ柱頭がある。雌蘂の内で1-3個だけが成熟して果実となる。果実は液果で、腹面にある縫合線で果皮が裂けて口を開くことで果肉を露出し、その内部に黒い種子を多数含む。この果肉は胎座の肥大したものである。

分布と種

東アジアに5種がある。

アケビ Akebia quinata
小葉は5枚で花は薄紫。果実用に栽培されることもある。
ミツバアケビ Akebia trifoliata
小葉が3枚で紫褐色の花。往々にしてアケビと混じって生育している。
ゴヨウアケビ Akebia × pentaphylla
アケビとミツバアケビの雑種とされる。その形態は、小葉は5枚ながら緩やかな鋸歯を持つなど、両種の特徴を受け継いでいる。ただし、アケビに「ゴヨウアケビ」の流通名を付けて販売している場合がある。

他に以下の種がある。

ホザキアケビ Akebia longeracemosa 5小葉で花序が長い
タイワンアケビ A. chingshuiensis 3小葉で花が小さい

分類

出典

参考文献

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