ナガノ (イラストレーター)
日本のイラストレーター、漫画家
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概要
「自分ツッコミくま」というイラストをTwitter上に投稿した結果、イラストレーターとして知名度が上がる[5]。
イラストレーターとしての活動は、企業やアーティストとの各種コラボ展開、地方自治体のキャラクターデザインなど多岐に渡る[4][6]。
鹿児島県志布志市観光特産品協会 公認キャラクターとして、志武士ししまるをデザインした[7]。志布志市の花であるヒマワリを元にしたライオンのようなキャラクターで、2013年に採用された[8]。
2018年にはポケットモンスターとコラボし、LINEのクリエイターズスタンプ「もういい!もどれ!ピカチュウ!」を製作・投稿[9]。2019年には、全国のポケモンセンターにて、コラボグッズ「24じかんポケモンchu」が販売された[10]。
LINEのクリエイターズスタンプでは、自分ツッコミくま、パグさん、ぶりっこうさぎ、気持ち色々パンダ、うごうごうさぎ、三択ねこ、ちいかわなどのオリジナルキャラクターを製作・投稿[7][11]。日本のクリエイターズランキングで1位を多数獲得し[12]、台湾のLINEクリエイターズマーケットでも度々上位にランクインする[12]。
製作したキャラクターの中でも、自分ツッコミくまは、2017年12月度MVPに選ばれるなど人気を博し[11][13]、グッズの販売[13]、コラボカフェが開催されるまでに至り[14]、朝日新聞社の運営する中華圏向け日本最新情報サイト「潮日本」では2018年7月から漫画が連載開始した[12]。
Twitter上では、夜中に空腹を紛らわすため食べ物の絵を描いたことがきっかけとなり、食事レポートを兼ねたイラストを投稿し始める[3]。また、自分ツッコミくまの漫画も投稿している[11]。こちらは自分ツッコミくまの世界観を拡張させつつ、可愛らしい絵柄で「不条理」や「狂気」を感じさせる作風から、Twitterで反響を呼んだ[14]。漫画に登場するもぐらコロッケは主役級の人気を誇るキャラクターとなった[15]。2023年11月から同じく漫画に登場するアザラシはちいかわに似ている姿であったこともあり、8万いいねを超える反響を得た[16]。
2020年には『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』がTwitter上で連載開始され、2023年4月時点ではTwitterフォロワー数214万人以上となる。ちいかわは2022年4月よりアニメ化され、ニュース情報番組のレギュラーとしてテレビ放送されている[17]。
2023年4月、自身のTwitter上にて、手術を受けることを発表する(本人曰く過労ではないとの事で、現在は手術を終え退院済み[18])。手術が無事終了したことを報告するイラストには、ローマ字で、「MASUI DAISUKI !!(麻酔大好き)」と記した[19]。
2024年には『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』が第53回日本漫画家協会賞大賞萬画部門を受賞。同年、第6回野間出版文化賞を受賞(およそ10年間の活動全体が評価された)[20]。
人物
- 物心がついた時からずっと絵を描くのが好きで、何故絵を描き始めたのか思い出せないくらいずっと絵を描き続けてきたと語る[21]。
- 小さい頃には、ノートに漫画を描いて遊んでおり、PCを使うようになってからは、お絵描き掲示板に参加するようになった[11]。
- 好きなミュージシャンはトクマルシューゴ、打首獄門同好会[22][23]。
- 影響を受けた作品として、吉田戦車の作品や『魔法陣グルグル』『赤ずきんチャチャ』を挙げている。特に吉田戦車の作品群からは多大な影響を受けており、自身の作風にもその影響が強く反映されていると公言している[14][24][25]。
- 影響を受けたアーティストに、吉田戦車、けらえいこ、坂崎千春、福満しげゆき、たかぎなおこを挙げる[14][7]。また、坂崎の著書に書かれていた「苦手で描けない部分は諦めて、自分が描けるものを描くようにした」にとても感銘を受けたと話している[7]。
- イラストを描く時の拘りとして、アナログ派で、パソコンでは直接描かずに、手描きしたものをスキャンして使用している[21]。
- 鳥山明、福本伸行、臼井儀人、秋本治といった好きな漫画家の作品に関するファンアートをWEB上に投稿することがある[26][27][28][29]。
- 電子版『週刊モーニング』での連載『MOGUMOGU食べ歩きくま』は制作形態がアナログ作業な事に加え、取材が必要である為、他の作品に比べ工程が多く大変な時もあるが、苦労した分、完成した時の嬉しさは一番大きいかもしれないと語る[21]。
- Twitterで連載している漫画は、上述の『MOGUMOGU食べ歩きくま』の重い作業に対する息抜きの為に描いており、漫画を描く仕事の息抜きとして漫画を描いている[21]。
- カマキリのメスがオスを食べるなど、生き物ならではの容赦の無さに強く惹かれると語り、そういった生き物らしさを描きたい気持ちが強いという[21]。Twitterで連載している漫画の『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』や『もぐらコロッケ』が登場する話には、こういったエッセンスが出ている[21]。また、「今週のゴールデンカムイ、何回も読み返しちゃう」[30]と呟いただけでファンを震わせたことがある(該当話数は第226話)。
- 食感が食べ物の美味しさの大部分を占めると考えており、漫画やイラストでは、食べ物の食感が伝わるような独特の擬音が添えられる[3]。
- 関東在住だが、一年ほど宮古島に移住していたことがある[31]。
作品リスト
- ねこくま、めしくま(角川文庫刊、2018年)
- 自分ツッコミくまの のんびりシンプル旅行英会話 1語から伝わるカンタンお役立ち英語フレーズ(監修:川合亮平、KADOKAWA刊、2018年)
- 自分ツッコミくま激ムズまちがいさがし(日本文芸社刊、2019年)
- 自分ツッコミくま占い(日本文芸社刊、2020年9月19日)
- 自分ツッコミくまの本 もぐらコロッケのうた(講談社刊、2019年)
- 自分ツッコミくまの本 もぐらコロッケのゆめ(講談社刊、2020年)
- MOGUMOGU食べ歩きくま(『週刊Dモーニング』、2019年 - 2021年 全3巻)
- ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(講談社刊、2021年2月12日 - 、既刊8巻)
- 映画ちいかわ 人魚の島のひみつ(脚本・総作画監督、2026年)
- ちいかわ まちがいさがし なんか小さくてまちがってるやつ(講談社刊、2021年11月26日)
- ちいかわ ナゾトキ なんか小さくて謎めいたやつ(講談社刊、2022年3月23日)
- くまのむちゃうま日記(講談社刊、既刊2巻)
- ちいかわ心理テスト なんかズバッと当たっちゃうやつ(講談社刊、2022年7月22日)
- ナガノのくまの本(1) もぐらコロッケのうた(講談社刊、 2023年01月23日 )※ 「自分ツッコミくまの本1 もぐらコロッケのうた」と内容は同一。
- ナガノのくまの本(2) もぐらコロッケのゆめ(講談社刊、2023年01月23日)※ 「自分ツッコミくまの本2 もぐらコロッケのゆめ」と内容は同一。
- ナガノのくまの本(3) もぐらコロッケの苦悶(講談社刊、2023年12月21日)
- じいさんとアザラシ(2023年11月30日[32] 〜 Xにて不定期更新)