アシブトメミズムシ
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| アシブトメミズムシ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Nerthra macrothorax Montrouzier | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| アシブトメミズムシ |
アシブトメミズムシ Nerthra macrothorax Montrouzier は、カメムシ目の昆虫の1つ。海岸の砂浜に生息する、扁平で動きののろい昆虫。熱帯系の昆虫であり、この種の属する科の、日本唯一の種である。
生態
海岸、特に砂浜に生息する。夜行性で、昼間は草の間や枯れ木の下などに潜っていることが多い。また、アダン等のタコノキ類の枯れ木に潜り込むことが多いとされる。これは、この種が太平洋に広い分布を持っていることに深い関わりがあるとの指摘がある.つまり、枯れ木と共に嵐や潮流によって運ばれるのではないかというものである[3]。なお、同一の場所に複数個体が集まってみられることが比較的多い[4]。小笠原ではしばしば山の中で、時には尾根沿いで発見される[5]。
夜間には這い出てきて、その動きは速くなく、ひょこひょこと時折立ち止まりながら小刻みに動く。メミズムシのように走り回ったり飛び跳ねたりはしない[4]。ひっくり返されると、両方の後脚をテコにして前向きに起き上がる[5]。
餌となるのは主として動きの遅いダンゴムシやワラジムシ類で、特に生息域が共通するハマダンゴムシが格好の獲物となる。捕らえる時は和名の元である太い鎌のような前足で獲物をしっかり抱え込み、獲物の体節の隙間に口吻を差し込んで食べる[4]。なお、宮本(1954)では飼育に際して、ユスリカの幼虫、成虫、ヨコバイなどを与えている。
少なくとも飼育下で成虫で一年を超えることが確かめられており、昆虫としては寿命がかなり長いらしい。また、成虫越冬で、11月から4月までは何も食べなかったという[6]。