アスタナ生命維持マシン

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大阪・関西万博で展示されているALEMと、同機の操作パネル 大阪・関西万博で展示されているALEMと、同機の操作パネル
大阪・関西万博で展示されているALEMと、同機の操作パネル

アスタナ生命維持マシン(アスタナせいめいいじマシン、: Astana Life Ex-situ MachineALEM)は、移植のためにドナーから摘出された臓器を最長24時間以上、体外で維持する技術である。カザフスタンの医療研究者とエンジニアによって開発された[1]

移植のために摘出された臓器は、血流が止まっても機能を維持できる時間(虚血許容時間)はそれぞれ異なり、日本臓器移植ネットワークによると虚血許容時間/搬送許容時間は心臓で4時間/2時間、で8時間/6時間、肝臓および小腸で12時間/10時間、比較的虚血許容時間が長い膵臓腎臓でも24時間/22時間と、搬送許容時間はいずれも24時間に満たない[2]。カザフスタンでは人口100万人当たり年間で約10件の移植手術を必要とし[3]、2012年から2025年まで100例の心臓移植が実施されたが[4]、広大な国土を有する同国では数百~数千キロメートルの移動を要し、天候や輸送インフラの問題もあることから、ドナーとレシピエント双方の準備が整っていても移植が実現できないケースも少なくなかった[2]心臓外科医、灌流英語版専門医、麻酔科医、蘇生医、形態学者看護専門家、臨床検査技師、UMC心臓センターのエンジニアによる学際的連携により開発され[5]、2022年より42件の動物実験を実施。心臓、肝臓、肺においてその有効性が確認された[6]。2025年時点では動物実験による前臨床試験に合格しており、ヒトに対する臨床試験に向けた準備が進められている[3]。首都のアスタナ[4]、生産拠点の建設も開始された[7]

技術

脚注

外部リンク

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