アゼルバイジャンの地理
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| 大陸 | ヨーロッパあるいはアジア |
|---|---|
| 地域 | コーカサス |
| 座標 | 北緯40度30分 東経47度30分 / 北緯40.500度 東経47.500度 |
| 面積 | 112位 |
| • 総面積 | 86,600 km2 (33,400 sq mi) |
| • 陸地 | 99.87% |
| • 水地 | 0.13% |
| 海岸線 | 713 km (443 mi) |
| 最高点 |
バザルデュジ山 4,485 m (14,715 ft) |
| 最低点 |
カスピ海 −28 m (−92 ft) |
| 最長河川 |
クラ川 1,514 km (941 mi) |
| 最大湖沼 |
ミンゲチェヴィルダム湖 605 km2 (234 sq mi) |
| 気候 | 亜熱帯気候。南東部は湿潤気候、中部と北部は乾燥気候。 |
| 地形 | 山地、低地 |
| 天然資源 | 石油、天然ガス、鉄鉱石、非鉄金属、ボーキサイト |
| 自然災害 | 旱魃、洪水、カスピ海の海面上昇 |
| 環境問題 | 大気汚染 |
| 排他的経済水域 | なし、カスピ海は湖 |
アゼルバイジャンはコーカサス地域の南東部にある国家であり、ヨーロッパと西アジアの境界線に位置する。東側はカスピ海であり、その海岸線は東部の自然な境界を形成する。北部の大コーカサス山脈はヨーロッパとアジアの境界線をなしており、中部は広大な平野地帯[1]。総面積はポルトガルとほぼ同じの約86600平方キロメートルである。旧ソビエト連邦の面積の1%未満であるが、南コーカサスの3つの国の中で最大の土地面積を有している。本土のほかに、西部にはアルメニアの領土によってアゼルバイジャンの他の地域から隔てられている飛地のナヒチェヴァン自治共和国がある。また、本土西部には領有権係争中のナゴルノ・カラバフ地域があり、その一部は事実上独立したアルメニア人国家であるアルツァフ共和国により占領されている。
コーカサス山脈の南に位置するアゼルバイジャン本土は東側のカスピ海以外に、北側はジョージアとロシア、南側はイラン、南西側と西側はアルメニアとそれぞれ接している[1]。また、飛地のナヒチェヴァン自治共和国の南側と西側はイランと、北側と東側はアルメニアと、北西側のごく一部はトルコと接している。アゼルバイジャンの首都はカスピ海西岸に突き出したアブシェロン半島の南岸にあるバクーである。バクーはカスピ海沿岸最大の港湾都市であり、コーカサス地域の石油産業の中心地でもある[2][3]。

アゼルバイジャンの地形は変化が激しい。低地から高地へは比較的短い距離で変化しており、国のほぼ半分は山岳地帯と見なされている。南東部のカスピ海の海岸は亜熱帯気候であり、なだらかな丘が多く、茶畑、オレンジ・レモンの果樹園によって覆われている。また、バクー近くにあるコブスタン山の渓谷には多数の泥火山と鉱泉がある[2][4]。なお、カスピ海の海岸の標高が低く、最低点の海抜は海面高度下28メートルである[1]。
東部のカスピ海の海岸線と北部のジョージア、南部のイランと隣接する一部の地域を除くと、アゼルバイジャンは山々に囲まれている。ロシアのダゲスタン共和国に隣接する北東部には大コーカサス山脈が、アルメニアに隣接する西側には小コーカサス山脈がそれぞれあり、南東部のタリシュ山脈はイランとの国境の一部を形成している。標高が最も高い山は海抜4466メートルの大コーカサス山脈のバザルデュジ山である。8つの主要河川はコーカサス山脈から流れてきたが、ほとんどの川は航行に向いていない。そのうち、クラ川(ムトクヴァリ川)とその支流のアラス川による沖積平地はアゼルバイジャン中部の大きなクラ・アラス平野をなしており、クラ川がカスピ海に流れ込む河口には大きな三角州がある。アゼルバイジャン国内最大の水域はミンゲチェヴィルダムによる、面積605平方キロメートルのダム湖である。ダム湖の水は、クラ・アラス平野の電力と灌漑用水を提供する。現在、アゼルバイジャン全国の土地の約15%は農地である[1]。