アダム・フィリップ・ド・キュスティーヌ(Adam Philippe de Custine)の軍人としての経歴は七年戦争からで、続いて、アメリカ独立戦争でもイギリス軍相手に健闘し、少将に任ぜられた。後にトゥーロン要塞の司令官に任命[1]。1789年、キュスティーヌはメス地区の三部会議員に選出されたが、1791年10月、陸軍中将として再び参軍した。部下たちには「général moustache(口髭将軍)」という名前で人気があった。ヴォージュ軍最高司令官として、1792年の9月から10月にかけて、シュパイアー、ヴォルムス、マインツ、そしてフランクフルトを次々と制圧。キュスティーヌ将軍は布告文によって革命の宣伝をし、貴族と聖職者に重税を課した。