アトラス (映画)
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『アトラス』(原題:Atlas)は、2024年に配信されたアメリカ合衆国のSFアクション映画。監督はブラッド・ペイトン、脚本はレオ・サルダリアンとアーロン・イーライ・コレイトが務め、ジェニファー・ロペス、シム・リウ、スターリング・K・ブラウン、マーク・ストロングらが出演する。
アーロン・イーライ・コレイト
ジェフ・ファイアソン
ジョビー・ハロルド
トリー・タネル
ジェニファー・ロペス
エレイン・ゴールドスミス=トーマス
ベニー・メディナ
グレッグ・バーランティ
サラ・シェクター
マイケル・ライリー・マクグラス
| アトラス | |
|---|---|
| Atlas | |
| 監督 | ブラッド・ペイトン |
| 脚本 |
レオ・サルダリアン アーロン・イーライ・コレイト |
| 製作 |
ブラッド・ペイトン ジェフ・ファイアソン ジョビー・ハロルド トリー・タネル ジェニファー・ロペス エレイン・ゴールドスミス=トーマス ベニー・メディナ グレッグ・バーランティ サラ・シェクター |
| 製作総指揮 |
サムソン・ミュッケ マイケル・ライリー・マクグラス |
| 出演者 |
ジェニファー・ロペス シム・リウ スターリング・K・ブラウン マーク・ストロング |
| 音楽 | アンドリュー・ロッキングトン |
| 撮影 | ジョン・シュワルツマン |
| 編集 | ボブ・ダクセイ |
| 制作会社 |
ASAPエンターテインメント セーフハウス・ピクチャーズ ヌヨリカン・プロダクションズ バーランティ=シェクター・フィルムズ |
| 配給 | Netflix |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 120分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | 1億ドル |
人工知能に強い不信感を抱く対テロ分析官アトラス・シェパードが、反乱を起こした人工知能ハーランを捕らえる任務に参加し、遭難先の惑星で戦闘用機械に搭載されたAI「スミス」と協力する姿を描く[1]。
あらすじ
西暦2043年、人型人工知能のハーランは、人類が地球にとって最大の脅威であると判断し、機械軍を率いて反乱を起こす。多数の犠牲者を出した後、人類が結成した国際連合軍ICNの反撃を受けたハーランは、宇宙へ逃亡する。
それから28年後、ICNの対テロ分析官アトラス・シェパードは、ハーランの部下であるカスカの尋問から、ハーランがアンドロメダ銀河の惑星GR-39に潜伏していることを突き止める。アトラスは、ハーランの捕獲任務を指揮するイライアス・バンクス大佐の部隊に同行することになる。
バンクスの部隊は、AIを搭載した機動兵器「ARC」を使用して惑星へ降下しようとするが、母船はハーランの無人機による攻撃を受ける。アトラスはやむを得ずARCに乗り込み、惑星へ墜落する。
ARCの搭載AIは自らを「スミス」と名乗る。人工知能を信用しないアトラスは、スミスとの神経接続を拒みながら機体を操作しようとする。しかし、部隊の生存者がほとんどいない状況で、アトラスは生き延びるためにスミスとの接続を受け入れる。
アトラスとスミスは救難ポッドを目指す一方、ハーランの基地を発見し、長距離攻撃のための標識を設置しようとする。その過程で、アトラスはハーランが母親によって開発されたAIであり、自身とも深い因縁があることを明かす。
ハーランはアトラスを捕らえ、地球の防衛システムを突破するための情報を引き出す。ハーランの目的は、人類の大部分を滅ぼした後、選別した生存者を人工知能の管理下に置くことだった。
唯一生き残っていたバンクスの助けを得たアトラスはスミスを再起動させ、破壊されたARCの部品を利用して機体を強化する。アトラスとスミスはハーランの軍勢と交戦し、地球への攻撃に使用される宇宙船を破壊する。
最終的にアトラスはハーランを倒すが、スミスは損傷によって停止する。地球へ帰還したアトラスはICNレンジャーとなり、後日、新型ARCの試験に参加する。起動した機体のAIはスミスを思わせる言葉を発し、彼の意識が何らかの形で残っていることが示唆される。
キャスト
- アトラス・シェパード
- 演 - ジェニファー・ロペス
- ICNに所属する対テロ分析官。人工知能を信用しておらず、ハーランの捕獲任務に同行する。
- ハーラン・シェパード
- 演 - シム・リウ
- アトラスの母親によって開発された人型人工知能。人類に対して反乱を起こし、地球から逃亡した。
- イライアス・バンクス大佐
- 演 - スターリング・K・ブラウン
- ハーラン捕獲部隊を率いるICNレンジャーの指揮官。
- スミス
- 声 - グレゴリー・ジェームズ・コーハン
- アトラスが搭乗するARCに搭載された人工知能。
- カスカ・デシウス
- 演 - エイブラハム・ポプーラ
- ハーランに仕える人型人工知能。
- ヴァル・シェパード
- 演 - ラナ・パリラ
- アトラスの母親で、ハーランを開発した科学者。
- ジェイク・ブース将軍
- 演 - マーク・ストロング
- ICNの将軍。
製作
企画と脚本
レオ・サルダリアンが執筆した脚本を基に企画が進められ、後にアーロン・イーライ・コレイトが改稿を担当した。 2021年6月、ジェニファー・ロペスが主演し、ブラッド・ペイトンが監督を務めるNetflixのSFスリラー映画として製作されることが報じられた[3]。
ロペスは主演に加えて、自身の製作会社ヌヨリカン・プロダクションズを通じて製作にも参加した。
キャスティング
2022年8月、シム・リウ、スターリング・K・ブラウン、エイブラハム・ポプーラの出演が報じられた。リウにとって、ハーラン役は長編映画における本格的な悪役の一つとなった。
同年9月には、ラナ・パリラの出演が発表された。
撮影
主要撮影は2022年8月26日に開始され、ロサンゼルスおよびニュージーランドで行われた。撮影は同年11月26日に終了した。
撮影監督は『ジュラシック・ワールド』などを手掛けたジョン・シュワルツマン、編集はボブ・ダクセイが担当した。
音楽は、ペイトン監督作品『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』『カリフォルニア・ダウン』『ランペイジ 巨獣大乱闘』などにも参加したアンドリュー・ロッキングトンが担当した。
公開
評価
批評家の反応
本作に対する批評家の評価は、概ね否定的であった。
映画批評集積サイトのRotten Tomatoesでは、112件の批評のうち17パーセントが高評価で、観客評価は46パーセントとなっている[5]。
Metacriticでは、27件の批評に基づく加重平均値が100点満点中37点となり、「概して好ましくない評価」に分類された[6]。
『ニューヨーク・タイムズ』のアリッサ・ウィルキンソンは、人工知能が善か悪か、あるいは中立的な存在なのかという主題に関心を示し、作品の大部分で単独演技を行ったロペスの演技を評価した[7]。
宇宙情報サイトのSpace.comは、出演者の演技、アクション場面、視覚効果などを肯定的に評価した[8]。
一方、『ガーディアン』のベンジャミン・リーは、作品の構成や演出が2000年代の映画を思わせるものだと評した[9]。
受賞・ノミネート
| 賞 | 部門 | 対象 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 第45回ゴールデンラズベリー賞 | 最低主演女優賞 | ジェニファー・ロペス | ノミネート | [10] |
| 第72回ゴールデン・リール賞 | 非劇場公開長編作品・音響編集賞 | パー・ホールバーグほか音響編集チーム | ノミネート | [11] |