アドバンテーム

From Wikipedia, the free encyclopedia

アドバンテーム
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChemSpider
E番号 E969 (その他)
UNII
性質
C24H30N2O7
モル質量 458.511 g·mol−1
外観 白色から黄色の粉末[1]
融点 101.5 °C (214.7 °F; 374.6 K)[1]
0.99 g/L at 25 °C[2]
危険性
安全データシート (SDS) External MSDS
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

アドバンテーム(Advantame)とは、アスパルテームの誘導体であり、人工甘味料の1つである。砂糖の約14000~48000倍[3]の甘さを持つ。E番号は、E969。CAS登録番号は、714229-20-6。

アドバンテームはアスパルテームの誘導体である。アスパルテームが持つアミノ基が化学修飾され、第1級アミンだったものが、第2級アミンに変化している。この化学修飾されたアミノ基は、アスパルテームの部分構造であるアスパラギン酸のアミノ基である。アスパラギン酸とフェニルアラニンは、アミド結合でつながっているわけだが、これは一般的なタンパク質と同様のペプチド結合である。

なお、参考までに、アスパルテームを経口投与すると、消化管内で加水分解を受けて、メタノール、フェニルアラニン、アスパラギン酸にまで分解され、フェニルアラニン、アスパラギン酸は一般的なアミノ酸と同様に代謝されること、すなわち、タンパク質の材料にされたり、脱アミノ化されてエネルギー源にされることが判っている[4][5]

歴史

アドバンテームは味の素株式会社が開発した人工甘味料である[6]2014年アメリカ食品医薬品局欧州委員会から食品添加物としての認可を受け[7]、EU諸国ではE番号「E969」が与えられた。日本でも2014年に厚生労働省から認可を受けた[8]。アドバンテームを味の素はスクロースの2万倍の甘味を持った甘味料だと売り出し[9]、「パルスイートカロリーゼロ」の液体タイプに用いている[10]

用途

アドバンテームは人工甘味料であり、乳製品氷菓飲料チューインガムなどに使用されることが想定されている[11]

危険性と安全性の評価

出典

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI