アブクマトウヒレン
From Wikipedia, the free encyclopedia
| アブクマトウヒレン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Saussurea yuki-uenoana Kadota[1][2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| アブクマトウヒレン(阿武隈塔飛廉) |
アブクマトウヒレン(阿武隈塔飛廉、学名:Saussurea yuki-uenoana)は、キク科トウヒレン属の多年草。茎の高さが180cmにも及ぶ、日本産トウヒレン属植物ではもっとも大型になるものの一つ[2]。
茎は直立し、高さは70-180cmになる。茎に鋭い稜があるか、幅が約1mm程と狭い翼がある。翼のない個体もある。上部は5-10回分枝する。ふつう、花時には根出葉は存在しない。茎の下部につく葉は革質で光沢はなく、葉身は卵形、長さ11-20cm、幅9-15cm、先は鋭頭から鋭突頭、基部は心形になり、縁に粗い鋸歯がある。葉の裏面の葉脈に褐色の多細胞短毛がまばらに生える。葉柄は長さ7-16cmになる。茎につく葉は上にいくにしたがって徐々に小さくなる[2][3]。
花期は9-10月。頭状花序は複花序あたり散房状に4-5個が密集してつき、頭花の径は約1.5cm、花柄は長さ5-8mmになる。総苞は長さ13-17mm、径5-8mmになる狭筒形で、くも毛があり、長さ2-3mmになる狭卵形の苞葉がある。総苞片は11-12列あり、総苞外片は広卵形で長さ3mm、先端は紫色をおびて短く反曲する。頭花は筒状花のみからなり、花冠の長さは10-14mm、色は淡い紅紫色。果実は楕円形で長さ4mmになる痩果で、灰紫褐色になる。冠毛は2輪生で、落ちやすい外輪は長さ3mm、花後にも残る内輪は長さ10-11mmになる[2]。