19世紀末まで存在したワダイ王国の首都だった[1]が、1903年にフランスに征服された。首都ンジャメナやスーダンのエル=ファーシルには道路が通じており、かつては交易の中心地だった。サヘル地帯に位置し、遊牧民と農耕民が混在する地域である。
スーダン国境からは150kmと近く、現在、隣接するスーダンのダルフール地方からの難民が大量に押し寄せ、それを支援する国連難民高等弁務官事務所やNGOなどの拠点となっている。また、チャド国内の反政府勢力も出没し、2008年6月には政府軍によってアベシェが封鎖される事態となった[2]。