アボパルシン

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アボパルシン
α-アボパルシン (R=H)
β-アボパルシン (R=Cl)
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.048.588 ウィキデータを編集
E番号 E715 (抗生物質)
KEGG
UNII
性質
C89H102ClN9O36 (α)
C89H101Cl2N9O36 (β)
モル質量 1909.254 (α)
1943.699 (β)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

アボパルシン(Avoparcin)は、グラム陽性菌に効果のあるグリコペプチド系抗生物質である。鶏、豚、牛等の成長を促進するために、家畜飼料に添加される[1]。家禽の壊死性腸炎を防ぐためにも用いられる[1]

アボパルシンは、α-アボパルシンとβ-アボパルシンという2つの類似した化合物の混合物であり、これらは、β-アボパルシンに塩素が1つ余分に付加している点が異なっている。また、バンコマイシンとも構造が似ている。この類似性のため、動物にアボパルシンを広く用いることで、バンコマイシン耐性細菌の流行が懸念されている[2][3][4][5]

アボパルシンは、かつてオーストラリアやEUで用いられてきたが、現在はどちらでも許可されていない[1][6]。アメリカ合衆国では、認可されたことはない[7]

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