アマミエビネ

From Wikipedia, the free encyclopedia

アマミエビネ
アマミエビネCalanthe amamiana 奄美大島大和村
アマミエビネ 奄美大島
保全状況評価
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 CR.svg
Status iucn3.1 CR.svg
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: キジカクシ目 Asparagales
: ラン科 Orchidaceae
: エビネ属 Calanthe
: アマミエビネ C. amamiana
学名
Calanthe amamiana
Fukuy. (1952)
和名
アマミエビネ(奄美海老根)

アマミエビネ(奄美海老根、学名Calanthe amamiana)は、ラン科エビネ属多年草。地生ランである。

琉球列島(奄美大島、請島)に分布する。発見時には独立種として新種記載された[1]が、その後はエビネの変種とされたり[2]、またはキリシマエビネの変種とされたりしている。2025年時点では、YListでは独立種[3]、Plants of the World Online, Kew Scienceではトクノシマエビネと共にエビネの変種とされている[4]。ここでは独立種とする見解に従う。

春先に新葉とともに高さ30cmほどの花茎を伸ばし、3月中〜下旬にかけて10〜20数個の花を総状花序につける。花色は白や淡紫色、淡紅色、あるいは唇弁だけ赤紫色などと個体により様々。虫媒花だが、蜜は出さず、虫をだまして花粉媒介に利用している。自生地では、受粉をオキナワヒゲナガハナバチ1種に大きく依存しているとの研究がある[5]

かつては広葉樹林の林床にごく普通に見られたが、森林伐採や園芸目的の乱獲により激減した[6]。環境省のレッドリストでは独立種として絶滅危惧I-Aと評価されている[7]。現在は鹿児島県条例により採取が禁止されている。

Related Articles

Wikiwand AI