アリドオシ

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アリドオシ(蟻通し[4]学名: Damnacanthus indicus または Damnacanthus indicus var. indicus)は、アカネ科アリドオシ属の常緑低木[5]

概要 アリドオシ, 分類 ...
アリドオシ
アリドオシ Damnacanthus indicus、三重県いなべ市にて(2015年5月20日)
アリドオシ Damnacanthus indicus
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asterdiae
: アカネ目 Rubiales
: アカネ科 Rubiaceae
: アリドオシ属 Damnacanthus
: アリドオシ D. indicus
変種 : アリドオシ D. i. var. indicus
学名
Damnacanthus indicus C.F.Gaertn. var. indicus (1805)[1][2]
シノニム
和名
アリドオシ(蟻通し)、
タマゴバアリドオシ[2]
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名称

和名「アリドオシ」(蟻通し)の語源には2説ある。

  • とげが細長く、アリでも刺し貫くということから[4]
  • とげが多数あり、アリのような小さい虫でないと通り抜けられないということから。

別名を一両(イチリョウ)、タマゴバアリドオシ[2]ともいう。中国名表記は、「虎刺」(刺虎、伏牛花、繡花針)[2]

分布と生育環境

山地の林下に生育するアリドオシ

日本朝鮮半島南部[6]東南アジア[6]からインド東部まで分布する。日本では、本州関東地方以西)、四国九州沖縄に分布する[4][5]山地のやや乾いた薄暗い林下に生育する[4][5]

同属はジュズネノキなど、日本から東南アジア周辺に数種が分布する。

特徴

常緑広葉樹低木[4]、高さは20 - 60 センチメートル (cm) [6][5]。主茎はまっすぐに伸びるが、側枝はよく二叉分枝しながら横に広がる。若い枝には短い剛毛が密生する[6]対生し、長さ1 - 2.5 cmの卵円形から卵形で、質は固く表面に光沢ある[4][5]葉腋に1対の細長い長さ1 - 2 cmの鋭いがある[6][5]。葉が枝から水平に広がり、それに対して棘は垂直に伸びる。

花期は5月ごろ[4]。葉腋に漏斗形の白いを通常2個ずつ咲かせる[4]花冠の長さは約10ミリメートル (mm) ほどで、先は4裂する[6][4][5]果実液果で直径 5 - 6 mmの球形[5]。冬に赤く熟し、先端にが残る[5]。果実は翌年の花期まで木に残るものもある[6][4]

文化

栽培されることもあり、関西地方ではセンリョウ(千両)、マンリョウ(万両)とともに植え、「千両万両有り通し」と称して正月の縁起物とし、縁起木として床飾りにする[4]

分類

以下の変種品種がある[7]。オオシマアリドオシのシノニムとして、D. indicus Gaertn.f. var. parvispinus Koidz.がある[7]。コバノニセジュズネノキのシノニムとして、D. indicus Gaertn.f. x D. major Siebold et Zucc.がある[7]。   

  • オオアリドオシ D. indicus Gaertn.f. var. major (Siebold et Zucc.) Makino 
  • ホソバオオアリドオシ D. indicus Gaertn.f. var. lancifolius Makino 
    • コバンバニセジュズネノキ D. indicus Gaertn.f. var. lancifolius Makino f. oblongus (Koidz.) Sugim. 
  • ヒメアリドオシ D. indicus Gaertn.f. var. indicus f. microphyllus Makino
  • ビシンジュズネノキ D. indicus Gaertn.f. var. intermedius Matsum. 
  • リュウキュウジュズネノキ D. indicus Gaertn.f. var. okinawensis Hatus. 

種の保全状況評価

日本では以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[8]

脚注

参考文献

外部リンク

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