全米レコード協会による換算基準 2014年12月より
1アルバム相当単位(AEU)は、TEA:10曲のダウンロード、SEA:1500回のストリーミング。
2018年7月 SEAの変更
1SEA=1250回有料配信=3750回無料広告付配信
ビルボード 200では2014年12月13日発行のランキングから、それまでのアルバム自体の純粋な販売数を集計する方法から、アルバム相当単位を導入した集計方法に切り替えられた。
この見直しにより、ビルボード 200ではランキングの集計にストリーミングと音楽配信(主にニールセン・サウンドスキャン(英語版)の集計による)のデータが反映されるようになった。
ここで集計されるデータとしては、Spotify、Google Play、Beats Music、MusicGrooveといったサービスが含まれる。
ここでは、Track Equivalent Album (TEA、楽曲トラックのアルバム換算) とStreaming Equivalent Album (SEA、ストリーミング再生のアルバム換算)という手法に基づき、10曲の販売ごと、あるいは、アルバムに収録された曲が1500回ストリーミング再生されるごとに、それをアルバム一枚のセールスに換算して計算される。
なお、ビルボードはこれとは別に、純粋なアルバムセールスだけのランキングも「トップアルバムセールス」として発行を続けている(SoundScanの販売データに基づく)[3]。
この新たな集計方式の初回にナンバー1になったアルバムはテイラー・スイフトの『1989』だった。アルバム相当単位では約33万9000のセールスに値するとされ、内訳はアルバム自体の実売が約28万1000であった[4][5]。
2015年2月8日発行のランキングにおいて『en:Now That's What I Call Music! 53』が、初の「トップアルバムセールス」(実売数)で最多でありながら「Billboard 200」の首位を逃した作品となった[6]。
2018年7月には、ビルボードとニールセンではストリーミングにおける有料サービスと広告付き無料サービスや動画配信サービスにおける換算指数を変更した。新しいSEAの換算はプレミアム(有料)ストリーミングが1250回、広告入りストリーミングおよびビデオストリーミングが3750回で1SEAと計上される[7]。
全米レコード協会においても2016年2月より販売数認定(英語版)(ゴールドディスク)においてストリーミングの加算を始めた[8]。
イギリスのアルバムランキングの集計手法。ストリーミングによる再生をアルバム相当単位として加算する。
イギリスでは、Official Charts Companyによって2015年の3月からストリーミングを集計に含めたランキングがUK Albums Chartとして発表されている[9]。
この変更はストリーミングの急激な成長を受けてなされた。イギリスにおける楽曲のストリーミング数は2013年の7.5億回が2014年には15億回と一年で倍にまで増加している。
この手法の下では、アルバムの収録曲の内で最もストリーミング再生された(最大)12曲を集計するが、最も再生された曲とその次に多く再生された曲の2曲はシングルとしての人気であるとされ重視されない。
集計された数字は1000分の1にされた上で、アルバムの実売、および音楽配信でのセールスに加算される。
この手法で最初に首位を獲得したアルバムはサム・スミスの『In the Lonely Hour』だった。アルバム相当単位で4万1000に値するとされたセールスの内、2,900がストリーミングによるものであった[9]。
ドイツでは、2016年2月からストリーミングがアルバムランキングに加算されている。
なお、German Albums Chartの場合は、その週ごとの販売数ではなく、収益に基づいてランキングが制作される。
Henceでは集計されるストリーミング再生について一定の条件を設けており、30秒以上の再生と、アルバムに収録された楽曲の内で6曲以上が再生されることでアルバムのセールスに加算して集計される。なお収録曲の内12曲以上が再生された時に最も多く加算される。
イギリスの手法と似たこのやり方は、アルバム収録曲の内で特定の1,2曲のみが再生されても、その楽曲ごとのセールスには加算されるが、アルバムとしてのセールスには加算されない[10][11]。
日本のBillboard JAPANは、2015年6月8日付から音楽配信の売上を加算したアルバムランキングであるBillboard Japan Hot Albumsの発表を開始。2024年12月26日からはストリーミングの加算を開始した[12]。この新たな集計方式の初回にナンバー1になったアルバムは&TEAMの『雪明かり (Yukiakari)』で、トップ10中、6作品が2023年以前にリリースされたアルバムとなった[13]。
また同国のオリコンチャートは、2018年12月19日(チャートの日付は同月24日)より「オリコン週間合算アルバムランキング」の発表を開始した。CDアルバムの1枚、アルバムバンドルダウンロード数の1ダウンロード、ストリーミングの1440再生をそれぞれ1ポイントとして集計している[14]。