アル=ハラム・モスク占拠事件
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アル=ハラム・モスク占拠事件(Grand Mosque Seizure)は、1979年にサウジアラビアのメッカで、武装集団によってアル=ハラム・モスクが占拠された事件。
占拠
同年11月20日朝、メッカのアル=ハラム・モスクに巡礼者に混じって死者の体を乗せた輿を担いだ若者の集団が現れた。死者を埋葬する前に聖地を礼拝させることは珍しいことではなかったので人々は気にしなかったが、これは遺体ではなく、武器を人型に包んだものだった。彼らは巡礼者に紛れて先着していた数百人[2]の仲間と合流すると、礼拝の始まった人気のない地下で武器を配り、二手に分かれて広大なモスクの占領を開始した。
一方はモスクを囲む7つの塔と48の門を陥落させ、もう一方は聖職者を拘束する手はずになっていた。「アッラーフ・アクバル(アッラーは最も偉大なり)」と叫びながら礼拝所に突入した後者のグループは、聖職者を拘束したが、その際、モスクの指導者に命令に従うように言って拒否されたため、その側近を射殺した。銃声がしたことから、制圧グループが門を完全に掌握する前に、数多くの巡礼者たちが難を逃れてモスクを脱出した。それでも約1,000人もの人々が人質となった。