アレキサンダー・シュライハー ASW 28
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アレキサンダー・シュライハー ASW 28
- 用途:グライダー
- 設計者:ゲルハルト・ワイベル
- 製造者:アレキサンダー・シュライハー
- 初飛行:2000年
- 運用状況:運用中
アレキサンダー・シュライハー ASW 28はスタンダードクラスに属する高性能グライダーである。アレキサンダー・シュライハー社が2000年より製造している。2003年からは、ASW 28の主翼を18mスパンに延長できるようにしたASW 28-18と、そのモーターグライダー版であるASW 28-18 Eが製造されている。
ASW 28は15mスパンの主翼、ウィングレット、T字尾翼を備える。ASW 19・ASW 24の後継機となるスタンダードクラスの機体であるため、フラップは装備していない。
胴体はCFRP・アラミド・ポリエチレン・GFRPの複合材により構成されている。コックピットは安全や衝突性能の分野の開発当時最新の研究成果を基に設計されており、また、背の高いパイロットでも良好な操作性と快適さを得られるよう広く作られている。胴体には飛行中はギアカバー内に隠れている製のC.G.レリーズと、ノーズ部のATレリーズが装備されている。ゴム製サスペンション支持のギアは引き込み式で、エアブレーキ(空力ブレーキ)レバーと連動して作動する油圧式ディスクブレーキを備える。
主翼は表面がCFRPと硬質フォームコアのサンドウィッチ構造で、主桁のフランジ(接合部のつば構造の部分)はカーボン製である。主翼はデルフト工科大学航空宇宙学科により開発されたもので、翼平面形は4段後退翼となっている。翼型はASW 27に似たキャンバーの大きなもので、それにより高速性能と高い上昇性能・乱流内での操縦性を実現している。また、翼の下面と補助翼前方にはタービュレーターが取り付けられ、境界層制御を行っている。主翼内には水バラストタンクが設けられ、その容量は片翼あたり100kgである。また、重心位置を変化させるために尾翼の水バラストタンクを用いることもできる。
抵抗の少ないT字尾翼もデルフト工科大学により開発されたものである。水平尾翼はCFRPサンドウィッチ構造なのに対し、VHF無線(超短波無線)のアンテナが取り付けられている関係で垂直尾翼はGFRPアラミド構造となっている。