アレクサンドル・タロー
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パリでオペラ座のバレエダンサーの母とバリトン歌手の父の間に生まれ、5歳から教師につき学ぶ[1]。 パリ国立高等音楽院卒業、少年時代から作曲をしていたが十代後半にピアノに専念するようになる[1]。マリア・カナルス・バルセロナ国際音楽演奏コンクール[2]で第3位、セニガリア国際ピアノコンクール[3]で入賞、クロード・カーン国際ピアノコンクール[4]で入賞、ミュンヘン国際音楽コンクール[5]で第2位を獲得した。コンセルトヘボウ、シャンゼリゼ劇場、ウィーン楽友協会をはじめとする世界の音楽ホールで演奏するほか、リヨン国立管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団など様々なオーケストラと共演し[6]、エクサン・プロヴァンス音楽祭、エディンバラ国際音楽祭、BBCプロムスといった音楽祭でも公演している[7]。録音では主にハルモニア・ムンディ[8]やエラート[9]、ヴァージン・クラシックス[10]といったレーベルから音盤を発表している。ダンサーであるヨアン・ブルジョワとのコラボレーション映像[11]や、シャンソン歌手バルバラへのトリビュート・アルバムを制作し[12]、また2012年には映画『愛、アムール』で老音楽家夫婦の愛弟子を演じ役者デビューする[注釈 1][13]など多彩な活動を行っている。
人物
演奏時はリズムと歌心を意識し人間の声をピアノで奏でたい[1]、ピアノを人間の声のように歌わせたい[14]と考えている。スカルラッティ、ドビュッシー、ショパンの三人を自身と切り離せない作曲家だとしており[15]、またクープランとショパンには類似性があり二人とも「鍵盤をうたわせるような作品を書いた」、「ピアノをうたわせたいと考えてきたので彼らの作曲の基本精神に共鳴した」と語っている[14]。他に好きな作曲家としてバッハ、ラモー、ラヴェルを挙げている[15]。
自宅にはピアノを置いていない。ずっと家に籠ってピアノを弾いても中身のある練習になるとは限らず[1]、友人らの家のピアノで時間を区切り練習した方が集中できて効果的だと語っている[15]。
影響を受けたピアニストにマルセル・メイエがおり、20歳の時に初めてメイエの録音を聴き魅了されて以来愛聴している[14]。