アンドレイ・イヴァノヴィチ (ピアニスト)
From Wikipedia, the free encyclopedia
幼少の頃、ルーマニアの名ピアニストヴァレンティン・ゲオルギウの勧めで家族と共にロシアに移住、音楽の専門教育を受け始める。サンクト・ペテルブルク音楽院(旧レニングラード音楽院)卒業後、グネーシン音楽アカデミー、カールスルーエ音楽大学に学び、N.ペルノーヴァ、I.アントノヴァ、N.ユジャニンに師事。W.カペル、カサグランデ、シンシナティ他多くの国際コンクールで優勝や入賞を手にする。
1996年のカーネギー・ホールでリサイタルNew York Concert Reviewをひらき、その演奏は“多くの点で若きアシュケナージや、比類なきディヌ・リパッティをも思い起こさせ、どのような讃辞でも言い尽くせない...”と絶賛された。
これまでにロシア・ナショナル管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー、バーデン=バーデンフィル等のオーケストラ、R.マルティノフ、ミハイル・プレトニョフ、V.チェルヌィシェンコ、L.クレーマー等の指揮者やタネーエフ・カルテットと共演。
2001年、1957年のグレン・グールド、ソビエト公演のドキュメンタリー映画“グレン・グールド ロシアの旅”(カナダ製作)に、M.ロストロポーヴィチ、V.アシュケナージ、N.シュタルクマン、V.トロップらと共に出演、J.S.バッハの“フーガの技法”を同映画の中で演奏している。
2003年、サンクト・ペテルブルク・ショパン協会の名誉会員に選ばれ、翌年にはスウェーデン王室より招待を受け、ベルナドット伯爵95歳記念コンサートに出演。2008年にはウラジカフカスでのゲルギエフ・フェスティバルでリサイタルを行っている。
現在まで、アメリカ、ドイツ、フランス、ウクライナ、フィンランド、ベルギー等世界中の舞台で演奏活動を行っている。日本へは過去、2007年(東京、名古屋)、2011年(大阪)の2回の来日公演を行っている。
演奏家としての活動と同時に、サンクトペテルブルク音楽院ピアノ科の准教授であり、後進の指導にもあたっている。
レパートリー
演奏スタイル
ロシア歴代のヴィルトゥオーソピアニストが持つ強靭なタッチと、極めて繊細なピアニシモを合わせ持つ。アレクサンドラ・ムラヴィンスカヤ(指揮者ムラヴィンスキーの妻でかつてのレニングラード交響楽団の首席フルート奏者)が高評価をしているピアニストでもある。