アンバー・クイーン
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アンバー・クイーンは、バラの園芸品種の1つ。1984年にイギリスで、Jack Harknessによって作出された[1] [注 1]。英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した品種である[3]。
四季咲きまたは返り咲き性・直立性のフロリバンダ系のモダンローズ[1][4][3]。交配種は、Southampton×Typhoon[1][4][3]。樹高は0.8m-1.0m、株張り60cm-80cmの矮性品種[4][5]。作出国のイギリスでは、樹高50cm、株張り50cmと、とても小さくまとまる[3]。やや銅色を帯びたオレンジ色の花を咲かせる[1]。咲き進むとオレンジ色は薄くなり、黄色味を帯びてくる[2]。花径が8cm-10cmの中輪種[1][4][3][2]。花型は丸弁平咲きまたは丸弁抱え咲きで、数輪の房咲きである[1][4][3]。花弁の端はやや波打つ[4][2]。昼夜の寒暖差が大きくなると、波状弁咲きに変化する[5]。花付きがとてもよいが、花もちは悪い、もしくはやや悪い[1][4][注 2]。花弁が堅く、雨でも傷みにくい[1][2]。濃厚で強い香りがある[1][4][3][注 3]。香りの質はフルーツ香[1]。シュート更新をしにくいタイプの品種である[5]。光沢のある葉の強健種で、耐病性があり、黒点病は発生するがうどん粉病にとても強く、減農薬栽培でも生き残る[1][4][2][3]。生育期に月1回程度薬剤散布するだけでも栽培できる[5]。耐寒性に優れ、最低気温が摂氏マイナス15度の地域でも耐えられる[1][3]。寒冷地の方が立派な花を咲かせる[4]。一方、耐暑性がやや弱く、夏の猛暑では下葉が黄変・落葉することがある[1]。Prinz Eugen van Savoyenの別名でも流通している[3]。