イエス・キリストの王国
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| 略称 | KOJC、KJC |
|---|---|
| 設立 | 1985年9月1日 |
| 設立者 | アポロ・キボロイ |
| 種類 | キリスト教系新宗教 |
| 本部 |
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| ウェブサイト | https://kingdomofjesuschrist.org/ |
イエス・キリストの王国(イエス・キリストのおうこく、KOJCまたはKJC、正式にはKingdom of Jesus Christ, The Name Above Every Name, Inc.)は、フィリピンのキリスト教系新宗教。「神の子」を自称する牧師アポロ・キボロイによって1985年に設立された。信者は自らの共同体を「王国国家」(Kingdom Nation)と呼んでおり[1]、教団は世界に800万人の信徒がいると主張しているが、実際は7,000人程度だと見られている。
カルトとみなされることもあり[2]、創設者のキボロイは子どもたちに性交を強要し、多数の児童虐待を行っていたと告発されている[3]。キボロイは米国で、連邦捜査局(FBI)によって刑事訴追されている。2024年には、教団やキボロイらが児童性的搾取を含む違法行為の疑いで、フィリピン政府による調査の対象となり、9月にキボロイが逮捕された。

アポロ・キボロイは1950年にダバオ市で生まれた[4]。家族はフィリピン・ユナイテッド・ペンテコステ教会(UPCP)に影響力を持っていた[5]。キボロイは14歳、南コタバト州にいた時に初めて、夢を通して幻影を体験したという[6]。本人のウェブサイトによれば、辺り一面が火の海で、世界の終わりの夢だった[6]。
キボロイは1972年の聖書学校卒業後、説教を続けたが、1979年にUPCPからトラブルで除名された。翌年に再加入を認められたが、1985年、他の牧師を貶めたとして問題になった。キボロイはUPCPを15人の信徒とともに離れ、同年9月1日にイエス・キリストの王国を設立した[6][5][7]。
キボロイは、設立前にダバオのタヨマン村に5年間滞在したのち、南コタバト州のマトゥトゥム山の麓、Sitio Kitbogに1年間いた間に神のお召しを受けたと語っている[8]。非三位一体論を採り[5]、「神の息子」(Appointed Son of God)を自称している[2]。教義について、アジア・タイムズの記事によれば、信徒は「王国の国民」(Kingdom citizens)であり、救済は信徒に限られる[2]。キボロイは2019年コタバト地震を自身の命令で食い止めたと主張し[9]、COVID-19のオミクロン変異株は自身とイエス・キリストの王国への「迫害、起訴、中傷、虚偽の告発」が原因であり、それを止めなければ事態が悪化すると主張した[10]。
