イコライザは情報通信用の電気信号の受信後に、伝送路の特性によって変化を受けた信号波形の復元や変化の最小化を目的に、受信信号の周波数特性を調整するものである。多くの場合、高速伝送のために伝送路の帯域上限まで使って送られて来た信号に対して、ローパス・フィルタを経由したのと同様に失われた高周波成分を補強する目的で高域側を増幅することで補正する回路である。送信側であらかじめ高域を増幅しておく「プリエンファシス」と異なり、受信側で高域を増幅するために伝送路間での不要な電磁放射 (EMI) は小さくでき、その分、必要なだけ増幅量を大きくできる。また、必要に応じて伝送路特性のトレーニングを行えば、デエンファシスよりもより細かな調整が行える[2][3]