イブン

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イブンاِبْن, ibn, イブン)はアラビア語で「息子」「子孫」などを意味する名詞。アラブ人名表記に多用され、いくつかの用法が存在する。

اِبْن(ibn, イブン

実際には語頭が声門閉鎖音声門破裂音)なので厳密な転写は「ʾibn」等となる。語頭のアリフハムザ)は前に別の語が来ると発音が省略される接続ハムザ(ハムザトゥルワスル、ハムザトルワスル、ハムザト・アル=ワスル)なので、إبن ではなく ابن と表記するのが一般的である。

意味[1][2]としては

  • 息子(son)
  • 子孫(descendant、scion)
  • 人、住民、民(offspring、son (of a nation or people)、person, inhabitant (of a place))

などとなっており、直後に人名◯◯を置くことで属格支配(所有格支配)「◯◯の~」という構文となり「◯◯の息子」「◯◯(家の)息子」といった呼び名が作られる。

単独かつ語末の母音を省略した休止法発音では اِبْن(ibn, イブン)となるこの語だが、直後から人名によって属格支配(所有格支配)を受けた場合は اِبْنُ(ibnu ◯◯, イブヌ・◯◯)のように原語アラビア語では母音「u」が現れるが、英語における人名表記では共通して「ibn(イブン)」、日本語における人名表記では「イブン」などのままとするのが普通である。

人名としての用法

イブンを含むアラブ・イスラーム人名の例

脚注

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