イベリアチフチャフ

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イベリアチフチャフ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
Status iucn3.1 LC.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ムシクイ科 Phylloscopidae
: メボソムシクイ属 Phylloscopus
: イベリアチフチャフ P. ibericus
亜種 : P. i. ibericus
P. i. biscayensis
学名
Phylloscopus ibericus
Ticehurst, 1937
シノニム

Phylloscopus brehmii
Phylloscopus collybita brehmii

和名
イベリアチフチャフ

イベリアチフチャフ学名:Phylloscopus ibericus)は、ムシクイ科に分類されるである。イベリア半島アフリカ大陸に生息する。小さい体の上部は緑がかっていて、体の下部と顔は黄色がかっている。見た目はチフチャフに似ているが、イベリアチフチャフはより鮮やかな色をしている。主に虫を食べる。

亜種

当初イベリアチフチャフはPhylloscopus collybita brehmiiというチフチャフの亜種と考えられていたが、後の研究で両者のDNAが4.6パーセント異なっていることが明らかになり、別種であることが判明した[2][3][4]。このときこの種にはPhylloscopus brehmiiという学名がつけられたが、さらに後の研究でこのとき調査した個体がイベリアチフチャフではなく若いチフチャフであったことが判明し、最終的にイベリアチフチャフにはPhylloscopus ibericusという学名がつけられた[5][6]

イベリアチフチャフは他のメボソムシクイ属よりも古い種で、およそ200万年前にチフチャフから種分化し、間氷期にチフチャフがイベリア半島に戻ってくる前の更新世にイベリア半島で他の種から孤立したと考えられている[2][7]

以下の2つの亜種が確認されている[5]

  • P. i. ibericus イベリア半島南部とアフリカ北部に分布。
  • P. i. biscayensis イベリア半島北部に分布。

特徴

体長10-11センチメートル程度、体重は7-8.25グラム程度と小さい。体の上部は緑がかっているが、体の下部と顔は黄色がかっている。外見はチフチャフにとてもよく似ているが、イベリアチフチャフはより鮮やかな色をしていて、尾の付け根や肩はより強い緑色をしている。顔や喉のあたりの黄色もイベリアチフチャフの方が鮮やかである[4][8]。翼はチフチャフよりもとがっていて、尾はイベリアチフチャフの方が少し長い[8][9]。脚は茶色をしている個体が多い。とてもよく似ているため外見から性別を見分けることは難しい。チフチャフと外見はよく似ているが、鳴き声は全く違う[2][10][11]

分布

イベリア半島とアフリカ北部に分布する。ヨーロッパに36万から53万羽生息していると考えられており、これは全世界の個体数の約90パーセント程度とされている。この中でもスペインに最も多く分布しており、34万から40万羽が生息している[12]。大きな移動をしない個体もあるが、多くは冬になると渡り鳥としてサハラ砂漠を渡りアフリカ西部にまで達し[13]セネガルマリ南部、ブルキナファソガーナ北部にまで到達する。

繁殖

出典

外部リンク

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