イボタクサギ

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イボタクサギ
イボタクサギの花
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: シソ科 Lamiaceae
亜科 : キランソウ亜科 Ajugoideae
: クサギ属 Clerodendrum
: イボタクサギ C. inerme
学名
Clerodendrum inerme (L.) Gaertn.
シノニム
  • Clerodendrum buxifolium Spreng.
  • Clerodendrum neriifolium (Roxb.) King & Gamble ex Schau
  • Volkameria buxifolia Willd.
  • Volkameria inermis L.
  • Volkameria neriifolia Roxb.[1]

イボタクサギ学名: Clerodendrum inerme (L.) Gaertn.)は、シソ科[注釈 1]の半つる性低木。クサギ属として記載されている事例が多いが、ヴォルカメリア属とする説もある[3]。耐潮性が強く[4]マングローブ林の後背地にみられる[2]

別名にガジャンギ、コバノクサギがある[5](ガシャンギともいう)[2]。沖縄名はガジャンギのほか、マンカホーギ、ミンミンガーなどである[4]

常緑で半蔓性の低木[6]で、枝は散開して伸びて2-3mに達する[7]

葉は単葉で対生する[2]。葉柄は長さ5-15mm。葉の形は楕円形から長楕円形で全縁[2]。葉の長さ4-10cm。側脈は5-6対、中肋の上面に微毛があり、裏面は全体に微毛と細点がある。

花序は葉腋から出て長い柄があり、花が普通は3個ずつ生じる。萼は長さ4-5mmで5歯がある。花冠は白または紅を帯びた白で、花筒は長さ3cm、そこから5裂して平らに開き、径1-1.5cm。花筒の内側に毛がある。雄蘂は花冠から長く突き出し、紅色を帯びる。核花は倒卵形で長さ13mm。コルク室で熟すと四裂する[5]。種子は2個。

花の仕組み

本種の花弁は筒状で、その先端から雄しべと雌蘂が突き出す。開花の直後には雄しべが長く伸び出し、花筒先端から30mmほども突き出している。また花糸の色は花筒の内部の部分は白く、突出している部分は紫を帯びる。先端の葯は花粉を放出する。しかし開花の初日とその夜を過ぎると葯はしぼみ、花糸は上向きに巻き込む。雌蘂の方は初日には30nnほどだが次の日、あるいは3日目には60mmにまで伸び出し、柱頭が開き、花は受粉の準備をする。つまりこの種は強い雄性先熟を示す[8]

分布と生育環境

脚注

参考文献

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