ゾンビーズは1967年12月中旬に解散し[2]、1968年4月にアルバム『オデッセイ・アンド・オラクル』が発売されることになっていた。CBSレコードはさらなるアルバムの制作をロッド・アージェントらに依頼した。キーボードのアージェント、ベースのクリス・ホワイト、ドラマーのヒュー・グランディの3人は新しいバンドの結成も視野に入れつつ、1968年3月にスタジオ入りした。インストゥルメンタルの「フローラル・ストリートの会話」1曲を録音したあと、ホワイトはソングライターとしての役割のみを希望し、アージェントのいとこのジム・ロッドフォードにベースを交代した。リック・バーケットがギターが参加するが、やがてバーケットとグランディは脱けた。
1968年12月、アージェント(キーボード)、ラス・バラード(ギター)、ジム・ロッドフォード(ベース)、ボブ・ヘンリット(ドラムズ)は本作を含む5曲を録音した。なおこの4人はのちにそのままロックバンドの「アージェント」を結成することになる。リード・ボーカルはアージェントが担当し[5]、ホワイトはバッキング・ボーカルで参加した。
1969年4月29日、ゾンビーズ名義で米国でシングルA面として発表された[1]。B面には前述の「フローラル・ストリートの会話」が収録された。
キャッシュボックスで77位、カナダで59位を記録した。オールミュージックの評論家のマシュー・グリーンウォルドは、歌詞は『オデッセイ・アンド・オラクル』に収録されていた「エミリーにバラを」に似ており、メロディーはバッハの「平均律クラヴィーア曲集」に基づいていると指摘した[6]。