ヨーロッパの氷河研究と比べると見劣りするものの、イルシルワト氷河の研究は北アメリカの水準からすると詳細なものである。最初の科学的研究は1887年から1912年にかけてヴォー一家によって行われた
[12]。
ジョージとウィリアム、メアリーの3人のヴォー家に加えて、A.O. ホイーラーや C.E.ウェブなどにより、毎年の定点撮影を主要手段として、氷河の後退を測定していった
[4]。
第一次世界大戦や世界恐慌は、観測の機会をほとんど減らしてしまった。特に、1925年のグレーシャー・ハウスの閉鎖はこの地域への訪問者を劇的に失わせている[4]。連邦政府の Dominion Water and Power Bureau が1945年から、基線測定により氷河の評価を開始した。当局は1945年から1950年までは毎年、その後1960年までは2年毎に調査を実施している[4]。1960年以後、調査は行われず、1972年になってパークス・カナダが再開した。氷河の後退状況を正確に求めるための岩上の地衣類の研究は、1996年に始まった[12]。氷河の大きさを調べるために、衛星画像も利用されている[3]。
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McCarthy, Daniel P.“Background”.A researcher’s guide to the Illecillewaet Glacier, British Columbia, Canada..Whyte Museum of the Canadian Rockies.2012年8月27日閲覧。