イワガラミ

From Wikipedia, the free encyclopedia

イワガラミ
福島県会津地方 2008年6月
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : コア真正双子葉類 Core eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: ミズキ目 Cornales
: アジサイ科 Hydrangeaceae
: アジサイ属 Hydrangea
: sect. Schizophragma
: イワガラミ H. hydrangeoides
学名
Hydrangea hydrangeoides (Siebold et Zucc.) B.Schulz (2013)[1]
シノニム
和名
イワガラミ(岩絡み)

イワガラミ(岩絡み[3]・岩絡[4]・鑚地風[5]学名Hydrangea hydrangeoides )は、アジサイ科[注 1]アジサイ属[注 2]落葉つる性木本。別名はユキカズラ[1]。若芽は食用にできる。

日本朝鮮半島に分布し、日本では北海道本州四国九州に分布する[6][注 3]。山地の岩崖や林縁に自生する[3]

形態・生態

つる性の落葉木本[4]。名前のとおり、幹や枝から細い気根を出して、ほかの高木や岩崖に付着し[6]、絡みながら這い上って[3]、高さ10 - 15メートル (m) くらいになる[4]。山地の道路法面を上から這い下がる場合もある。大きな株では、つるの直径は5センチメートル (cm) を超え、樹皮も厚くなる[6]。樹皮は灰色で、太い幹には縦に裂け目が出来るが、樹皮は剥がれない[3]。枝先には短毛が生え、皮目は少ない[3]には葉柄がついて枝に対生し、葉身は長さ10 cmほどの広卵形から卵形で葉の先端はトゲのように尖り、葉縁にまばらな鋸歯がある[4]。葉柄は長く、褐色の毛が生えている[6]

花期は夏(5 - 7月ごろ)で、ガクアジサイに似た花をつける[4]。小さなややクリーム色の両性花が集まる花序のまわりに、大きな白色の装飾花が縁どる[6]。装飾花は花弁状の萼片が1枚しかない。果実は、装飾花の萼片が1枚ついたまま冬まで枝に残っている[3]

冬芽は卵形から円筒形で、4 - 6枚の毛の生えた芽鱗に覆われる[3]。頂芽のすぐ下には頂生側芽がある[3]。側芽は、小枝に90度ずつずれてつく(十字対生)[3]。側芽の下につく葉痕は三角形で、維管束痕は3個つく[3]

遠目からよく似るツルアジサイは装飾花の萼片が4枚で、イワガラミのほうが葉の鋸歯が粗く、装飾花も目立つ[6]

利用

脚注

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI