イングリッド・バーグマン (バラ)
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イングリッド・バーグマンは、バラの園芸品種の1つ。1983年にデンマークで、オルセン (Olsen) によって作出された[1]。2000年の世界バラ会議で「栄誉の殿堂入りのバラ」に選出された[1][2]。
ハイブリッド・ティー系の四季咲き・半直立性または半横張り性のモダンローズ[1][2]。母をプレシャス・プラチナム、父を実生にして交配された[2]。ただし、実生ではなくエルス・ポールセン (Else Poulsen) とするものや[1]、ともに実生とするものもある[3]。花径が12-13cmの一輪咲きの赤または濃赤色の花を咲かせる[1][4][2][5]。花型は半剣弁高芯咲きまたは半剣弁抱え咲き[1][4][2][5]。樹形は半直立状のブッシュ形で、あまり高くならず1.2m程度でおさまる[1][2][4]。株張りは100cm[2]。イギリスのような比較的冷涼な地域だと、樹高75cm、株張り60cmと更に小さくまとまる[6]。樹形はまとまりがあり、ボリュームのある形になる[5]。花付き、花保ちはともによい[1][5]。花弁が厚いので雨で傷んだり形が崩れることが少なく、また、退色しにくい[1][4]。香りは微香[1][2]。花茎が長く、花型が整っており切り花として最高である[6]。花壇植えやボーダー、コンテナ植え、スタンダード仕立てにも適当[6]。光沢のある赤バラの完成形、あるいは完成度が最高レベルであるとはしばしば聞かれる評である[1][2]。

葉は革質で半光沢性、濃い緑色をしている[6]。葉が照り葉で花色との対照性が美しいという評価もしばしば聞かれる[1][4][2][7]。耐病性の評価はばらついている。普通と書くものもあれば、耐病性に優れ、特にうどんこ病に強いと書くものもある[1][2][4]。黒点病にはやや弱い[6]。耐寒性に優れ、最低気温が摂氏マイナス15度の地域でも耐えられる[7][2][6][注 1]。一方、耐暑性が弱く、夏に下葉が黄色くなって落葉しやすい[1][2]。1993年には、英国王立園芸協会のガーデン・メリット賞を受賞した[注 2]。