インターロイキン-23受容体

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インターロイキン-23受容体: interleukin-23 receptorIL23RIL-23R)は、ヒトではIL23R遺伝子によってコードされているI型サイトカイン受容体英語版である[1]IL-12Rβ1英語版と複合体を形成し、IL-23によって活性化される[2]IL23RmRNAの長さは2.8 kbであり、12個のエクソンが含まれる。翻訳されるタンパク質は629アミノ酸からなるI型膜貫通タンパク質であり、シグナルペプチド、N末端のフィブロネクチンIII型ドメイン、そして細胞内部分には3カ所のチロシンリン酸化推定部位が含まれている[2]分裂促進因子によって活性化されたリンパ球には24種類のスプライスバリアントが存在している[3]IL23RのIL-23結合ドメインをコードする領域にはいくつかのSNPが存在し、個人間のTh17細胞活性化の差異に寄与している可能性がある[4]。また、IL-23Rの細胞外部分のみからなるバリアントも存在し、sIL-23R(可溶性IL-23R)と呼ばれている。このバリアントは膜結合型受容体へのIL-23の結合に競合し、Th17細胞を介した免疫応答や、炎症、免疫機能を調節する[5]

IL23R遺伝子にコードされるタンパク質は、IL-23に対する受容体のサブユニットをコードしている。このタンパク質はIL-12Rβ1とペアを形成し、共にIL-23受容体複合体を形成する。IL-23シグナルの伝達には双方のタンパク質が必要である。このタンパク質はJAK2と構成的に結合しており、またリガンド依存的に転写活性化因子STAT3とも結合する[1]

臨床的意義

IL23R遺伝子の3つのバリアントが、クローン病潰瘍性大腸炎に対する保護効果をもたらすことが示されている[6][7][8]。集団内で観察されるIL-23Rの各バリアントがもたらす影響は、in vitroでモデル系での研究が行われている[9]

出典

関連文献

外部リンク

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