インランデ県
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インランデ(Innlandet)はノルウェー王国南東部に位置する県(no; fylke / en; county)で[1]、オップラン県およびヘドマルク県の一部が合併して2020年1月1日に創設された[2]。(それまでへドマルク県内の基礎自治体であったイェヴノケおよびルンネルは日を同じくしてインランデに隣接するヴィーケン県の一部となった)。当県の面積は5万2113平方キロメートルにも及び、国内ではヴェステフォル・テレマルク県に次いで二番目に大きな県となっている[3]。
ノルウェー語における "Innlandet" の発音をカタカナで表そうとするならば「インランナ」もしくは「インラナ」が忠実な表記であるが、2021年 8 月31日付け「駐日ノルウェー大使館」による記事において当県には「インランデ」の表記が当てられていることから、地名表記の統一性を最重要視しこの記事においては当表記を採用することとした。
当県の名称は「内陸の地」と直訳され、それは国内11の県のうちで唯一海岸線を持たない内陸県であることを受けてである。インランデはノルウェー本土のおよそ17%にも及ぶ面積を占めており、隣接する県は南にヴィーケン県、北にトロンデラーグ県、北西にはモーレ・ロムスダール県、そして西にはヴェストラン県といったところである(「ノルウェーの県」記事内の地図参照)。また、東側はスウェーデン王国のヴェルムランド県およびダーラナ県と接している。
県内北西部の地であるロンダナ、ドーヴリャヒェル、そしてヨトゥンヘイムにはいずれも山がちな地勢が広がっており、高度2,469mを誇り国内最高峰の山であるガルフピッゲンはヨトゥンヘイムに位置している。東部および南部地域は森林や農地で構成されており、国内最大の湖であるミョーサ湖が県内南端に位置しているほか、インランデ県には国内最長の河川であるグロンマ川が流れるなど、国内有数規模の自然豊かな地勢が広がる。
また農業においては国内生産の約20%を[4]、木材生産に関しては約40%を担うなど[5]、農・林業が県の二大重要産業となっている。
1994年の冬季オリンピックはインランデ県内二番目の都市リレハンメルで開催された。
県全体がハーマル教区(Hamar Bispedømme)に属している。

