ウラジーミル・パーリィ From Wikipedia, the free encyclopedia 称号 パーリィ公出生 (1897-01-09) 1897年1月9日死去 (1918-07-18) 1918年7月18日(21歳没)アラパエフスク(英語版)家名 ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家ウラジーミル・パヴロヴィチ・パーリィВладимир Павлович Палей 称号 パーリィ公出生 (1897-01-09) 1897年1月9日死去 (1918-07-18) 1918年7月18日(21歳没)アラパエフスク(英語版)家名 ホルシュタイン=ゴットルプ=ロマノフ家父親 パーヴェル・アレクサンドロヴィチ母親 オリガ・カルノヴィチ(英語版)テンプレートを表示 ウラジーミル・パヴロヴィチ・パーリィ公爵(ロシア語: Владимир Павлович Палей, ラテン文字転写: Vladimir Pavlovich Paley, 1897年1月9日 - 1918年7月18日)は、帝政ロシア末期の詩人。 皇帝アレクサンドル2世の六男パーヴェル大公と、平民女性オリガ・カルノヴィチ(英語版)の長男としてサンクトペテルブルクに生まれた。パーヴェル大公は1893年にオリガと恋仲になったが、死別した先妻アレクサンドラ・ゲオルギエヴナ大公妃との間に2人の嫡出子マリヤとドミトリーがいた上、ニコライ2世に貴賤結婚を許されず、パリに亡命して1904年に結婚した。オリガと子供達はバイエルン王国の摂政ルーイトポルト公によってホーエンフェルゼン伯爵(伯爵夫人)に叙せられた。後にパーヴェル大公一家はロマノフ家と和解して帰国し、ツァールスコエ・セローに居を構え、1915年にニコライ2世よりオリガと子供達に対してパーリィ公の称号および殿下の敬称が与えられた。 パーリィはサンクトペテルブルクの貴族士官学校を卒業後、ロシア帝国陸軍に入隊し第一次世界大戦では勲功を立てて、聖アンナ勲章を受章した。またパーリィは10代の頃から詩作に早熟な才能を示し、2冊の詩集を出版したり(1916年と1918年)、いくつかの戯曲とエッセイを著している。また、コンスタンチン・コンスタンチノヴィチ大公が主役を演じたフランス語の劇「ユダヤ人の王」の翻訳者でもあった。しかしパーリィの詩才は、ロシア革命において彼を破滅に追い込むことになった。パーリィはロシア臨時政府首班のアレクサンドル・ケレンスキーを揶揄した詩を発表したため、1917年の夏に政府によって自宅軟禁を命じられた。さらに10月革命によってソヴィエト政権が成立すると、ロマノフ家のメンバーであるパーリィは危険な立場に陥り、1918年3月ボリシェヴィキによって逮捕・拘禁された。 ヴャトカ、エカテリンブルク、アラパエフスク(英語版)を転々とした後、1918年7月18日にパーリィはアラパエフスク近郊で、コンスタンチン公、イーゴリ公、イオアン公らの皇族と共に銃殺刑に処せられ、遺体は廃坑に埋められた。後にパーリィらの遺体は掘り起こされて中国に送られ、北京の正教会墓地に埋葬されたが、文化大革命の時代に破壊された。同父母妹にイリナ(英語版)とナタリアがおり、ナタリアは後にフランスでファッションモデル・女優として人気を博した。 関連図書 1997年アンドレイ・バラノフスキー(Andrey Baranovsky)によってロシア語の伝記が書かれる。2004年(Jorge F. Saenz)によって英語、ロシア語の伝記“A Poet Among The Romanovs”が書かれた。 手塚治虫監修による「世界の歴史第12巻 はるかなる大地の叫び ロシア革命」(中央公論社)には、ワンシーンであるが、ウラジーミル・パーリィが登場する。 外部リンク ウィキメディア・コモンズには、ウラジーミル・パーリィに関するカテゴリがあります。 表話編歴ボリシェヴィキ政権によるロシア皇族の殺害1918年6月12日ペルミ ミハイル・アレクサンドロヴィチ大公 1918年7月17日イパチェフ館 ニコライ2世皇帝* アレクサンドラ・フョードロヴナ皇后* オリガ・ニコラエヴナ大公女* タチアナ・ニコラエヴナ大公女* マリヤ・ニコラエヴナ大公女* アナスタシヤ・ニコラエヴナ大公女* アレクセイ・ニコラエヴィチ皇太子* 1918年7月18日アラパエフスク エリザヴェータ・フョードロヴナ大公妃* セルゲイ・ミハイロヴィチ大公 イオアン・コンスタンチノヴィチ公 コンスタンチン・コンスタンチノヴィチ公 イーゴリ・コンスタンチノヴィチ公 ウラジーミル・パーレイ公爵** 1919年1月28日ペトロパヴロフスク要塞 ニコライ・ミハイロヴィチ大公 ゲオルギー・ミハイロヴィチ大公 ドミトリー・コンスタンチノヴィチ大公 パーヴェル・アレクサンドロヴィチ大公 *新致命者として正教会に列聖された者 / **ロマノフ家の一員であるがロシア皇族の称号を有さない者 典拠管理データベース 全般 FAST ISNI VIAF WorldCat 国立図書館 ドイツ アメリカ ラトビア オランダ その他 IdRef Related Articles