ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ
2010年発売の日本の特撮オリジナルビデオ(ウルトラシリーズ)
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『ウルトラ銀河伝説外伝 ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ』(ウルトラぎんがでんせつがいでん ウルトラマンゼロブイエスダークロプスゼロ) は、2010年(平成22年)11月26日(STAGE I)、12月22日(STAGE II)に発売されたオリジナルビデオ作品[1]。
2009年(平成21年)に公開された『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の後日談で、2010年公開の『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の前日談となる作品[2]。イベントや雑誌展開で登場してきたダークロプスゼロとの映像作品における決戦を描く。ウルトラマンゼロの主演作であると同時に、ZAPのレイたちも活躍するなど、『大怪獣バトル』シリーズからの流れも含んでいる。
あらすじ
ZAP SPACYにSOS信号が届き、ハルナ、クマノ、オキを輸送任務に残してヒュウガとレイがスペースペンドラゴンに乗って急行する。
ペンドラゴンは宙域に浮かぶゲートを通じて多次元宇宙に浮かぶ謎の惑星チェイニーに漂着し、そこで二人はもう一人のヒュウガたちに出会う。ここではサロメ星人がある秘密実験を行っており、多次元宇宙のバランスが実験の影響で崩壊し、消滅する危機にあった。レイたちの前にヘロディアが差し向けたゴモラに酷似したメカゴモラが出現し、実験の邪魔になるレイたちを排除しようとする。レイはゴモラを召喚して応戦するが、圧倒されていくところにウルトラマンゼロが駆けつけ、ゴモラとの連携攻撃でメカゴモラを退ける。
その直後、かつてのテクターギア・ゼロに酷似した謎の戦士テクターギアブラックが現れる。テクターギアブラックはゼロと互角の戦いを繰り広げながらヘロディアの命令を無視して自らの鎧を破壊し、正体であるダークロプスゼロと化してゼロを圧倒する。そこに、ウルトラマンやウルトラセブンに酷似したロボット軍団ニセウルトラ兄弟までもが現れ、追い詰められたゼロはダークロプスゼロの放った光線によってニセウルトラ兄弟ごと次元の狭間へ放逐されてしまう。
登場キャラクター
登場怪獣・宇宙人
- ダークロプスゼロ
- 当初はテクターギアブラックの姿でゼロの前に現れた、謎のロボット戦士。サロメ星人の率いるメカゴモラやニセウルトラ兄弟とともに、ゼロやレイの召喚するゴモラに戦いを挑む。デザインはゼロをモデルに製作されたことからも酷似しているが、カラーリングはまったく異なっており(体色は上半身が赤銅、手と下半身が黒)、額にあるビームランプとカラータイマーと瞳は白く、赤く連結した単眼を持つ。自我を持っており、機械的なエコーのかかった寡黙かつ低い口調で喋るほか、正体を現した後にはヘロディアを捕まえて嘲笑し、生命を「儚い物」と称する冷酷な一面を見せる。
- 頭部には、ゼロのゼロスラッガーと同型のダークロプスゼロスラッガー[出典 2]が装着されており、他にもダークロプスゼロショット[出典 3]やダークロプススラッシュ[3][7]、ダークロプスゼロキック[7]など、ゼロと同じような技を使用するが、ゼロツインシュートの模倣技は見せていないうえ、プラズマスパークの力を受けていないことから、ゼロツインソードやプラズマスパークスラッシュなどは使用できない[8]。独自の技として単眼から発射する破壊光線ダークロプスメイザー[出典 3]を持つほか、カラータイマー状パーツの奥に収納された砲門(後述するディメンジョンコア)を露出させ、次元の壁を破壊して相手を次元の狭間へ飛ばす竜巻状の超時空波動光線ディメンジョンストーム[出典 3]も発動可能。また、片腕からダークロプスゼロチェンジャー[出典 4][注釈 1]というメカ怪獣の頭脳回路を書き換えるプログラム変更波を放ち、これでメカゴモラを洗脳して自らの配下にしている。それ以外にも上記のダークロプスゼロスラッガーを両手に持ったまま両腕を交差させ、その状態で自らも回転しながら繰り出す突撃戦法も使用し、これで一度はゼロの持っていたゼロツインソードを宇宙の果てまで弾き飛ばしている。そのほか、DVD『ウルトラマンゼロ&ウルトラヒーロー 超決戦DVD』では黒雲を身に纏いながら登場したうえ、紫色の破壊光弾を放ってババルウ星人を一撃で消滅させており、この時はゼロのエメリウムスラッシュですらまったく効かなかった[9]。
- サロメ星人に使役されているが、真の正体はカイザーベリアル率いるベリアル銀河帝国の量産型兵士ダークロプスのプロトタイプとして建造された機体[6]。ダークロプスには無い時空移動装置ディメンジョンコアを搭載しており、実験中にシステムに不具合が生じてベリアルのもとへ戻れなくなり、宇宙を漂流していたところをサロメ星人に回収され、命令に従うよう改造を施されて手駒として利用されていた[6]。名前の最後の「ゼロ」もダークロプスの第0号であることを意味している。
- 初戦ではゼロを圧倒し、ディメンジョンストームでニセウルトラマン(SR)、ニセセブン(SR)、ニセエース(SR)ともども次元の狭間へ弾き飛ばす。その後、サロメ星人の支配を脱すると基地を破壊して彼らを全滅させ、洗脳して支配下に置いたメカゴモラとの連携でゴモラを苦しめるが、次元の狭間から帰還したゼロとの再戦ではすでに技を見切られていたこともあり、新技ビッグバンゼロでダークロプスゼロスラッガーを破壊され、ディメンジョンストームを放とうとしたところをゼロツインソードによるプラズマスパークスラッシュで切り裂かれる。敗北後、意味深な言葉[注釈 2]を残すと右腕を自身に突き立ててディメンジョンコアを暴走させ、惑星チェイニーを道連れにして自爆した。
- 『ウルトラマンゼロ THE NEW HERO LEGEND』では一般怪獣と登場しており、ZAPに入隊した子供と一体化したゼロのゼロツインソードで倒された。
- 当初はショーや雑誌展開などで謎の戦士テクターギアブラックとして登場し、本作品で初めて正体が明かされた[3]。ダークロプスゼロの人気が高まったことから、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』にダークロプスが登場することとなった[3]。
- スーツはウルトラマンゼロの改造[10][11]。後藤正行が映像企画よりも前にデザインしたものであるという[11][12]。ゼロの偽者に見えるようにカラーリングを変え、表情をなくすために単眼にしている[出典 5]。ディメンションコアは、監督のおかのイメージを基に竹内純によってデザインされた[12]。
- テクターギアブラック
- ダークロプスゼロが、暴走を防ぐための鎧テクターギアをサロメ星人によって装着されていた時の姿[6]。かつてゼロがテクターギアを装着していた姿「テクターギア・ゼロ」に酷似している。未知の技術で製造されたダークロプスゼロが制御不能となる危険性を考慮して製造された[6]。ダークロプスゼロの姿でサロメ星人の基地に普段は格納されており、出撃時にこの鎧を装着する[6]。テクターギアブラックキックやテクターギアブラックタックル、ゼロと同様の体を光球状に変えての連続突進攻撃などで戦う。感情が高まると、黒いゴーグルに隠されている目の部分がテクターギア・ゼロのように赤く発光する。
- 『ウルトラマンゼロ 激突!テクターギアブラック!!』ではこの姿でK76星に現れ、ゼロに止めを刺そうとしたところをレオに乱入され、逃亡する。この時は白色の光線を使用し、ジオルゴンを一撃で消滅させている。
- 以降の続編は雑誌記事で展開され、セブンとゼロの最強必殺技コンビネーションゼロでビームミサイルキング(もしくはクラッシュライザー)共々鎧を爆破され、ダークロプスゼロとしての実体を現す。最後はセブン共々追い詰めたところをゼロのゼロスラッガーで変化した「ゼロスラッガーギア」(スーパーフォームもしくはキーパーフォーム)の攻撃を受け、次元の彼方へ消える。
- 本作品にてゼロとの本格的な戦いが描かれる。サロメ星人に反乱しないようテクターギアを装着されてゼロと戦うが、その最中にテクターギアを自壊させ、ダークロプスゼロとしての実体を現した。
- 『ウルトラマンジード』に登場するダークロプスゼロ
- 『ウルトラマンジード』第3話「サラリーマンゼロ」に登場。
- 伏井出ケイによって街中へ召喚される。迎え撃ったウルトラマンジード プリミティブの攻撃を頑丈な身体で平然と受け止め、高い戦闘力で撃退する。ウルトラマンゼロに介入されて一時撤退した後、彼をおびき出そうとするケイによって再び召喚され、迎え撃ったジードをケイによってさらに召喚された2体と共に追い詰めるが、ジードがウルトラセブンのウルトラカプセルを得てソリッドバーニングへ変身したことから形勢は逆転し、3体とも撃破される。
- 別次元のレイモン[4]
- 惑星チェイニーに辿り着いていた別次元のレイが、レイブラッド星人として覚醒した姿。
- 同じレイオニクスであるレイの存在をテレパシーで感じ取ったことによってレイブラッドの闘争本能に目覚めかけているうえ、彼と違ってそれを克服する出来事を体験していない(胸にアイスラッガーによる傷痕がない)ことから、バーストモードになっている。レイに比べてやや熱血気味で、コミカルな面も見せる。
- レイのパートナー怪獣
- メカロボット怪獣 メカゴモラ
- サロメ星人が別次元のレイが持つネオバトルナイザーのデータからゴモラを模して製造したメカ怪獣。惑星チェイニーに現れ、ダークロプスゼロと共にレイの召喚するゴモラやゼロに戦いを挑む。ヘロディアは「性能はオリジナルより遥かに優れている」と評する。
- 戦闘能力はゴモラをベースに設計され、超振動波を元にしたメガ超振動波[出典 7]や、鎖付きの両手先をジェット噴射で飛ばして相手を捕らえるナックルチェーン[出典 8]のほか、全身から発射されるメガボディーミサイル[2][18]や左胸の発光部からの破壊光線クラッシャーメガ[出典 8]、右手から連射するメガフィンガーミサイル[出典 8]など内蔵された多彩な武器を使う。装甲も、通常の打撃攻撃はおろか超振動波やリトラの火球の直撃を受けても効かないほど強固である。
- 強大な戦闘能力でレイのゴモラを圧倒していたところに現れたゼロのチョップで角を折られ、ナックルチェーンもウルトラキック戦法で破壊されて一時戦闘不能に陥るが、ゼロとテクターギアブラックの戦闘中に復活すると、サロメ星人の基地に突入しようとするリトラをレイもろともメガ超振動波で撃墜する。その後は修理され、サロメ星人の基地を破壊しようとしたレイたちの前に再び姿を現すも、ダークロプスゼロのダークロプスゼロチェンジャーによって洗脳され、その配下にされる。今度はダークロプスゼロとの連携でゴモラを苦しめるが、次元の狭間から帰還したゼロの乱入でダークロプスゼロと分断され、最後はレイと別次元のレイモンの思念を受けてパワーアップしたゴモラの超振動波を受けて破壊された。
- 出現シーンなどは、東宝映画『ゴジラ対メカゴジラ』に登場するメカゴジラへのオマージュとなっており、メカのディテールをゴモラに入れている[出典 9]。
- メカゴモラの登場はシナリオ決定前から予定されていたが、映画と同時進行での作業となったために充分な時間がなく、キャラクターデザインの後藤正行はラフスケッチを描いたのみで細部は造形班の品田冬樹に委ねられた[出典 10]。
- 「ウルトラマン オフィシャルデータファイル」では、EXゴモラのデータもフィードバックされていると解説されている[要文献特定詳細情報]。
- 『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場するメカゴモラ(SDI)
- 映画『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!』に登場。
- ウルトライブシミュレーションにて千草がウルトライブ。ヒカルがライブしたゴモラ(SDI)、健太がライブしたゴモラ レイオニックバースト(SDI)、美鈴がライブしたEXゴモラ(SDI)と交戦するが、千草が調子に乗ってミサイルやビームを乱射して3匹を攻撃したためにひんしゅくを買って袋叩きにされ、尻尾を引きちぎられた果てに4匹の中では最初に敗北した。
- 『ウルトラマンX』に登場するメカゴモラ
- 『ウルトラマンX』第14話「光る大空、繋がる大地」に登場。
- 地球に呼び寄せたマーキンド星人からスパークドールズの状態でギナ・スペクターの手に渡り、グア軍団の戦力として召喚される。Xioの基地オペレーションベースXの周辺で暴れ出した後、サイバーゴモラと互角に渡り合うが、最後はサイバー超振動波とUPGのアリサ隊員の放ったウルトライザーのコンビネーション攻撃で破壊された。
- 『ウルトラファイトオーブ』に登場するメカゴモラ
- 『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』に登場。
- レイバトスの呪文によって復活させられた個体が登場し、惑星ヨミにて同じくレイバトスによって復活させられたジュダ・スペクターと共にウルトラマンゼロを追い詰めるが、ウルトラマンオーブがゼロの救援に現れ、こちらと戦うこととなった。ライトニングアタッカー形態のオーブの攻撃を寄せつけない強さを見せるも、オーブトリニティ形態に変身したオーブの前には手も足も出ず、最後はジュダ・スペクター共々ウルティメイトゼロソードとトリニティウムブレイクの連携攻撃を受けたうえ、オーブスラッシャーによる斬撃で倒された。
- 『ウルトラマンジード』に登場するメカゴモラ
- 『ウルトラマンジード』第19話「奪われた星雲荘」に登場。
- 地下基地「星雲荘」を占拠した伏井出ケイにより、怪獣カプセルの1つから召喚される。ジード暗殺プログラムをケイが強制インストールすることにより、有機的コンピューターとして組み込んでいる[25]。星雲荘の管理システム・レムの人間態をボディーごと内部に強制収容し、破壊活動を開始する。胸から手裏剣状のアンピュテーターメカを放つ[14][15]。迎え撃ったウルトラマンジード プリミティブやアクロスマッシャーを追い詰めるが、レムがケイによる支配に反発して彼を星雲荘から撃退したうえ、メカゴモラの弱点が首であることをジードに教えたことから、形勢は逆転する。最後はロイヤルメガマスターへ変身したジードのスペシウムフラッシャーを受け、爆散した。
- 『ウルトラマンR/B』に登場するメカゴモラ
- 『ウルトラマンR/B』第6話「宿敵!あねご必殺拳」に登場。
- 冒頭の時点ですでに愛染マコトによって怪獣クリスタルから召喚され、ウルトラマンロッソやウルトラマンブルを苦戦させていたが、彼らの戦いにマコトが不満を募らせたことにより、一時退却する。その後、体内のコクピット[28]に湊兄弟の恩人である小牧カオルを捕えた状態で再び召喚されてロッソとブルを圧倒し、ウインド形態となったロッソのストームフリッカーをもナックルチェーン[28][29]でかき消す強さを見せる。最後はブルのワイドショットスラッガーを受けて爆散し、捕えられていたカオルもその影響で負傷こそしたもののロッソによって救出された。
- 『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト! 絆のクリスタル』に登場するメカゴモラ(カスタムヘビー)
- 映画『劇場版 ウルトラマンR/B セレクト! 絆のクリスタル』に登場。
- 何者かによって[32]戦闘性能がチューンナップされたカスタマイズ版のメカゴモラ[出典 12]。生体感応装置[33][29]やナックルチェーン・ブースト、ハイメガ振動波やバスターメガなどの武装を搭載し[34]、ピグモンの故郷であったホスター21星系の生命体を根絶やしにしようと行動しているが、ロッソによって倒された[出典 12]。
- 備考
- 『ウルトラマンZ』の企画段階では、特空機3号機として登場させる案もあった。詳細はキングジョー#キングジョー ストレイジカスタム(キングジョーSC)を参照。
- 侵略星人 サロメ星人
- かつてウルトラセブンと戦ったサロメ星人の同族。女性リーダーのヘロディアと男性の助手2名(ガナエス・イラテ)[注釈 3]が登場。
- ニセウルトラ兄弟(SRチーム)
- サロメ星人がかつてのノウハウを活かし、ゾフィーからウルトラマンAまでのウルトラ5兄弟を完全に模して造り上げた、ロボット超人の軍団[37][6][注釈 4]。惑星チェイニーを訪れたゼロの前に立ちはだかる。
- いずれの機体も、腰・腕・膝にかつてのにせウルトラセブンと同様の共通のプロテクター(強化パーツ)が装着されており、そのことを除けば本物との差異は無く、必殺技や戦闘時の仕草およびファイティングポーズ、声なども本物に酷似している。
- 基地内において量産もされており、サロメ星人はディメンジョンコアを利用してニセウルトラ兄弟をあらゆる次元へ送り込み、全多次元宇宙の制圧を企んでいた。別次元へ送り込まれる寸前だった機体は起動前にレイの使役するゴモラの超振動波で破壊され、基地内に待機していた残りの機体も自我を取り戻したダークロプスゼロのダークロプスメイザーで破壊され、基地もろとも全滅した[37]。
- 名前に付くSRはサロメロボットを意味し、過去のにせウルトラマンやエースロボットとの区別も兼ねた呼称とされる[出典 14]。
- スーツは各ウルトラマンの既存のスーツを改造したもの[36]。当初はニセウルトラセブンのみが地味目に登場する予定で、他のニセウルトラ兄弟はサロメ星人の基地に並んでいるだけの背景として描かれる予定だった[出典 15]。しかし、プロデューサーの岡崎聖の提案で兄弟全員がニセロボットとして登場することとなった[39][40]。脚本では、次元の狭間での戦いに登場するのはプリズ魔であった[38][40]。
- ロボット超人 ニセウルトラセブン(SR)
- ウルトラセブンを元に作られたロボット。かつて本物のセブンに破壊されたにせウルトラセブンの別機体[2]。SRチームを統率する隊長ロボの役割を担う[2]。
- 本物のセブン同様にニセアイスラッガー、ニセエメリウム光線、ニセワイドショット、ニセウルトラキックなどの同じ技を使う[出典 16]。
- ゼロと戦った機体は、次元の狭間にてニセウルトラマン(SR)とのコンビでゼロを苦しめるが、ウルトラマンレオがゼロの救援に駆けつけたことから形勢が逆転して圧倒され、彼らの合体光線レオゼロダブルフラッシャーでニセウルトラマン(SR)ともども爆破された。
- ロボット超人 ニセゾフィー(SR)
- ゾフィーを元に作られたロボット。本物のゾフィー同様にニセM87光線[出典 16]を使う。ゼロと戦った機体は、レイとヒュウガが惑星チェイニーに着いたころにはニセジャック(SR)ともども、すでに倒されていた。
- ロボット超人 ニセウルトラマン(SR)
- ウルトラマンを元に作られたロボット。
- 本物のウルトラマン同様にニセスペシウム光線、ニセ八つ裂き光輪、ニセウルトラアタック光線などの同じ技を使う[出典 16]ほか、猫背のファイティングポーズや、地上に降り立った時に両手を腰に添えるポーズまで再現されている。
- ゼロと戦った機体は、ニセセブン(SR)とのコンビで次元の狭間にてゼロを苦しめるが、レオがゼロの救援に駆けつけたことから形勢が逆転して圧倒され、彼らのレオゼロダブルフラッシャーでニセセブン(SR)共々爆破された。
- ロボット超人 ニセウルトラマンジャック(SR)
- ウルトラマンジャックを元に作られたロボット。
- 本物のジャック同様にウルトラブレスレットを装着しており、ニセウルトラランスを使う[出典 16][注釈 5]。ゼロと戦った機体は、レイとヒュウガが惑星チェイニーに着いたころにはニセゾフィー(SR)ともども、すでに倒されていた。なお、別次元へ送り込まれる寸前だった機体は、最初からニセウルトラランスを手にしている。
- ロボット超人 ニセウルトラマンエース(SR)
- ウルトラマンAを元に作られたロボット。
- 本物のエース同様にニセメタリウム光線、ニセバーチカルギロチン、ニセパンチレーザーなどの多彩な光線技と[出典 16]、ニセエースリフターといった本物同様のパワー技が得意。
- ゼロと戦った機体は、次元の狭間でも光線技やパワーを駆使してゼロと渡り合うが、ワイドゼロショットで爆破された。
- 銀河皇帝 カイザーベリアル
- 悪のウルトラ戦士ウルトラマンベリアルがベリアル銀河帝国の皇帝となった姿であり、ダークロプスゼロの本来の主。
- サロメ星人に囚われていたダークロプスゼロの記憶回路内に、紅蓮の炎の中に立つ姿のイメージで現れていた[5]。
- →詳細は「ウルトラマンベリアル § 銀河皇帝 カイザーベリアル」を参照
登場メカニック・アイテム・その他の用語
- ネオバトルナイザー
- レイがゴモラとリトラをモンスロードし、戦わせる際に使うバトルナイザー。
- →詳細は「大怪獣バトル § 用語」を参照
- 惑星チェイニー
- 本作品の舞台である惑星。レイとヒュウガが時空の裂け目に飲み込まれた末に漂着する。サロメ星人の実験により、どの時空にも属さない特異な惑星と化している。
- サロメ星人の基地
- チェイニーにおけるヘロディアらの研究施設で、ガラス張りのドームと細身のタワーが合わさった外観となっている。施設の周囲には、外部からの攻撃に備えて強靭なバリヤーが張られ、出入口は岩山に複数隠されている。内部には指令室のほか、メカゴモラやニセウルトラ兄弟(SR)の製造施設兼格納庫が存在している。最後は、ヘロディアの支配を脱したダークロプスゼロによって破壊される。
キャスト
スタッフ
主題歌
制作
監督のおかひできにとって、本作品はウルトラシリーズ初監督作品である[42][38]。おかは本作品について、計算して作り上げているわけではなく、やりながら予想外のものが生まれて拾い上げていったと述べている[19]。
冒頭の岩場に佇むウルトラマンゼロのシーンのロケーションが、撮影初日であった[19]。当初はゼロに照明を当てる予定であったが、おかが夕暮れを見て電飾を活かす形にすべきではないかと迷っていたところ、準備していた照明が突然落ちた。これを見た照明の佐藤才輔の賛同もあり、そのまま撮影が敢行された[43]。
撮影初期は、ゼロの演技は正統なウルトラマンのイメージのものと、スーツアクターの岩田栄慶の発案による人間的な仕草を取り入れたものの2パターンが撮影されたが、最終的には後者で統一された[19]。
絵コンテで参加した漫画家の松原朋広はおかの同郷の友人で、本作品の絵コンテはおかの自宅に2週間缶詰状態になって描かれた[19]。この絵コンテを見たゼロ役の岩田やカメラマンの富田伸二はこれ以上のものを作り上げるべく意欲を燃やしたといい、おかは絵コンテが果たした役割は大きかったと述べている[19]。その後、松原はおかが監督した『ウルトラゼロファイト』第一部「新たなる光」にも参加している。
別次元のヒュウガの髭が伸びているのは、ヒュウガ役の小西博之の発案によるものである[19]。髭を剃った後に同じ場所で本次元のヒュウガのシーンを撮影したため、太陽光の当たり方などが異なっているが、編集により調整されており、おかは「無理してやっただけの効果があった」と述べている[19]。
メカゴモラの描写以外にも、タイトルロゴなどが映画『ゴジラ対メカゴジラ』のオマージュとなっている[19]。また、ウルトラマンレオの登場シーンは漫画『ザ・ウルトラマン』でメロスが初登場する場面をイメージしている[19]。
作品リスト
テレビ放送
2011年、『ウルトラマン列伝』内において同年8月24日からテレビ初放送。3話連続ドラマ[注釈 9]としての再構成により、第2話と第3話の冒頭にはヒュウガによる「前回までのあらすじ」のナレーションが追加されているほか、第3話のラストには『ベリアル銀河帝国』から数カットがインサートされ、映画との繋がりをより強調する編集版となった。
2015年、『新ウルトラマン列伝』内において同年5月5日から「激闘ウルトラマンゼロ」と題して再放送された。今回は『新列伝』放送バージョンとしてBGMが差し替えられているほか、本作品と『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の内容をひとまとめにしている関係上、4話構成[注釈 10]に変更されており、ダークロプス編の最後に当たる第4話「真の序章」は本編終了後に『ベリアル銀河帝国』の冒頭部が放送されている。
2017年、『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』内において同年3月25日から3話構成で再放送された[44]。
2020年、『ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED』内において同年1月18日から2話構成で再放送された[45]。