エキスポランド風神雷神II 脱線事故
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午後0時50分ごろ
| ジェットコースター風神雷神II脱輪事故 | |
|---|---|
|
風神雷神II | |
| 日付 |
2007年5月5日 午後0時50分ごろ |
| 概要 | ジェットコースターが脱輪して手すりに衝突、女性客1名が死亡 |
| 原因 | 整備保守・運用の不良 |
| 死亡者 | 19歳の女性 |
| 負傷者 | 34名(うち乗客は21名)[1] |
| 刑事訴訟 | 元社長等の複数の幹部を業務上過失致死傷罪で起訴 |
エキスポランド風神雷神II 脱線事故(エキスポランドふうじんらいじんII だっせんじこ)は、2007年(平成19年)5月5日、大阪市吹田市の遊園地エキスポランドに設置されていたジェットコースター「風神雷神II」の「風神」の車体から車輪と関連する部品が外れて脱輪した事故である。脱輪した車体は手すりに衝突し、19歳の女性客1名が頭部を強打して死亡、34名が負傷した[1][2][3]。ジェットコースターの運行中の事故で、乗客が死亡したのは国内初である[4]。
直接の原因はコースターの車軸が金属疲労で折れたことだった。しかしその背景には、開設以来15年にわたり建築基準法で定められた探傷試験を実施せず、車軸を交換していない実態があった[2][5]。点検は目視のみで、吹田市に対して「指摘なし又は良好」「異常なし」などと虚偽の報告をしていたことも明らかになった。
元取締役のAと元施設営業部長のBは業務上過失致死傷罪などに問われ、大阪地裁によって禁錮2年、執行猶予4年、罰金40万円(求刑禁錮2年、罰金50万円)の有罪判決を受けた。また、建築基準法違反に問われた法人としての同社には罰金40万円(求刑罰金50万円)、元技術課長のCには罰金20万円(求刑罰金30万円)が課せられた。裁判にて検察側は「定期検査で車軸を外して検査していれば事故は防げた。設置以来一度も交換していない車軸に傷があることを予想するのは可能だった」と指摘した[6][7]。
事故により同園は8月9日まで休園し、「風神雷神II」の営業も無期限で停止された。しかし再開後も客足が伸びなかったため12月9日をもって再び休園し、上述の「風神雷神II」ほか4施設を撤去すると共に改修工事に入ると発表した。その後2009年(平成21年)春を目処に再開する予定であったが[8]、2008年(平成20年)10月に自主再建を断念、民事再生法の申請を行い2009年2月に破産手続に移行した。