エゾアカガエル
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| 保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Rana pirica Matsui, 1991 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| エゾアカガエル | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Ezo Brown Frog |
エゾアカガエル(蝦夷赤蛙、学名:Rana pirica)は、両生綱カエル目(無尾目)アカガエル科に分類されるカエルの一種。
分類
かつてはヨーロッパアカガエル(Rana temporaria temporaria)と同一の亜種と考えられ、その後はチョウセンヤマアカガエル(Rana dybowskii)と同一の種もしくは亜種とされていた[2]。しかし、染色体数から独立種であることが判明し、1991年に正式に新たな学名が与えられた[2]。
学名の種小名は、アイヌ語で「美しい」を意味するpirkaを「ピリカ」と日本語で音写したもの[1]。本来のアイヌ語では「リ」は音節末の流音であり、母音はつかない。
形態
体長はオスが46-55mm、メスが54-72mmで、メスの方がオスより明らかに大きい[2]。体色は黒褐色から赤茶色。眼の後ろから伸びる背側線は鼓膜の後ろでゆるく曲がる。四肢はやや短く、指の間には水かきが発達する[2]。オスは下顎に左右1対の鳴嚢がある[3]。
サハリン個体群は北海道個体群とは形態的にかなり違いがあるとされる[1]。
ひとつの卵の大きさは1.7-2.3mmほどで、幼生(オタマジャクシ)は全長45mmまで成長し、尾は中程度の長さで太くはない[2]。捕食者であるエゾサンショウウオの幼生が多数生息する環境では、尾ひれの丈が高く、胴部がゼラチン状の物質で膨満した防御形態に変化する[1]。