エゾイラクサ
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| エゾイラクサ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Urtica platyphylla Wedd. (1856)[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| エゾイラクサ(蝦夷刺草)[2] |
エゾイラクサ(蝦夷刺草、学名: Urtica platyphylla)は、イラクサ科イラクサ属の多年草[2][3][4][5][6]。植物体全体にギ酸を含む刺毛があり、素肌に触れるとちくちくと痛む[6]。
茎は鈍四角形で、直立して高さ50-180cmになる。茎や葉全体に刺されると痛い刺毛が散生する。葉は対生し、葉身は狭卵形または卵状長楕円形で、長さ8-16cm、幅4-8cm、縁は粗大な単鋸歯になる。葉身の先はとがり、基部はやや心形から円形になり、葉の両面に毛が生え、特に裏面の葉脈上に多い。葉柄は葉身より短く、長さ2-5cm。茎の各節に2個の托葉がある[2][3][4][5][6]。
花期は7-10月。花は単性で、ふつう雌雄異株であるが、ときに同株のものもある。上部の葉腋から花序を出し、複穂状に緑白色の小さな花をつける。雄花の花被片は4個、雄蕊も4個あり、雌花の花被片は4個で小型。果実は痩果となり、扁平な卵形で長さ2mmになる。染色体数は2n=52, 76-78[2][3][4][5][6]。
分布と生育環境
名前の由来
種の保全状況評価
ギャラリー
分類
イラクサ科のうち、植物体に触ると痛い刺毛があるものに、ムカゴイラクサ属 Laportea Gaudich. と本種が属するイラクサ属 Urtica L. があり、ムカゴイラクサ属は葉が互生し、イラクサ属は葉が対生する[10]。イラクサ属に属する日本に分布する種は、本種のほか、イラクサ Urtica thunbergiana Siebold et Zucc.[11]、コバノイラクサ U. laetevirens Maxim.[12]およびホソバイラクサ U. angustifolia Fisch. ex Hornem. var. angustifolia[13]がある[4]。
本種とイラクサは、托葉が各節に2個あり、本種の葉は狭卵形から卵状長楕円形になり、鋸歯は単鋸歯になるのに対し、イラクサの葉は卵形で、鋸歯は欠刻状の重鋸歯になる。イラクサは本州の福島県以南、四国、九州、朝鮮半島、台湾に分布する。コバノイラクサとホソバイラクサは、托葉が各節に4個あり、コバノイラクサの葉は卵形から広卵形で小型で先は長くとがらず、鋸歯は単鋸歯になり、ホソバイラクサの葉は本種と比べ幅が細く、先は細長くとがる。コバノイラクサは北海道、本州の近畿地方以北、朝鮮半島、中国大陸に分布し、ホソバイラクサは北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸、シベリア東部、カムチャツカ半島に分布する[4]。