エピカス・ドゥーミカス・メタリカス
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本作の制作前には専任ボーカリストが不在で、1985年11月録音のデモ・テープではベーシストのレイフ・エドリングがボーカルも兼ねていたが、バンドはフランスのレーベル「ブラック・ドラゴン・レコード」との契約を得て、ヨハン・ランキスト(ボーカル)を迎え本作を録音した[1]。本作のクレジットのスペシャル・サンクス・リストに名前が記載されているChristian Weberydは、デモ・レコーディングにおけるリードギタリストで、本作ではクラス・ベルグウォールが全面的にリードギターを担当したが、レコーディング終了後にはバンドを離れた[2]。
本作は初期ラインナップによる唯一の作品で、翌1987年にはメサイア・マーコリン(ボーカル)、ラーズ・ヨハンソン(リードギター)、ヤン・リンドー(ドラムス)が迎えられた[3]。なお、本作でボーカルを担当したランキストは2018年、32年ぶりにキャンドルマスに再加入した[4]。
リリース直後はセールス的に成功を収められず、バンドは間もなくブラック・ドラゴンとの契約を失ったが、1986年末までには徐々に売り上げが伸び、ブラック・ドラゴンは本作の追加プレスを何度も行ったという[2]。
収録曲「アンダー・ジ・オーク」は、マーコリン在籍時の4thアルバム『テイルズ・オブ・クリエイション〜創生神話』で再録音されている[5]。
Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「ソングライティングに関しては、バンドのキャリアの中でも最強かつ最も一貫性があるが、ヨハン・ランキストの決して強力でないボーカル・パフォーマンスが落ち度となり、すぐさま後任のメサイア・マーコリンの加入に至った。とはいえ、1980年代のメタル界における記念柱と言える作品であり、すべてのドゥームメタル・ファンを満足させるだろう」と評している[5]。
本作は長年にわたり日本盤が発売されず、2019年2月20日にアヴァロン・レーベルから初の日本盤CD (MICP-30112)が発売された[6]。