エリスロアブラバチ
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Aphidius ervi 成虫 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Aphidius ervi Haliday, 1834 |
エリスロアブラバチ(Aphidius ervi)は、ハチ目(膜翅目)ヒメバチ上科コマユバチ科アブラバチ亜科に属する寄生蜂の一種である。主に大型のアブラムシ類を宿主とし、農業分野では施設園芸を中心に生物的防除(バイオコントロール)に利用されている。
- 体長:約3〜4 mm
- 宿主:エンドウヒゲナガアブラムシ、ジャガイモヒゲナガアブラムシなどの大型アブラムシ類
- 分布:ヨーロッパ、北米、アジアなどの温帯地域
- 用途:アブラムシ類の天敵昆虫
形態と生活史
成虫は黒褐色で細身の体形を持つ。雌成虫は産卵管を用いてアブラムシの体内に1個の卵を産み付ける。孵化した幼虫は寄主の体内で発育し、最終的に寄主を死亡させる。死亡したアブラムシは茶褐色の殻状となり、一般に「マミー」と呼ばれる。この内部で蛹化した後、成虫が脱出孔を開けて羽化するまでには、条件によりおよそ2週間前後を要すると報告されている。
生物的防除への利用
本種は、トマト、ピーマン、ナスなどの施設栽培作物で発生する大型アブラムシ類に対して寄生することが知られており、商業的に供給される天敵製剤として利用されている。特に、小型アブラムシ類を主な宿主とするAphidius colemaniと併用される例も多い。